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内容説明
その黒髪のアメリカ人を目の前にして、ジュリーは息をのんだ。黒い髪、青い瞳、アメリカ人、しかも名前はロバート!これが天の啓示以外の何物だっていうの。彼はまさに私の架空のフィアンセそのものじゃないの。早く身を固めなさいとうるさく親につつかれて、小言から逃れるために作り出した恋人だけれど偶然もここまでくると奇妙としか言いようがない。ジュリーは心を決めた。「あなた、六百ポンドで私のフィアンセになってくださらない?」彼女の言葉に、ロバートは瞳を輝かした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ベーカリーを営むヒロインに、ヒーローが一目惚れして、押しまくる。ヒロインは拒否し続けるものの、ある意図から彼に妹の結婚式に、婚約者として一緒に出席するように依頼する。というありがちな展開で終盤を迎えると、どんでん返しで、なんでこうなるの?ヒーロー大丈夫?って感じでした。朗らかなイメージのヒーローが、最後はまるで甘えた僕ちゃんになってしまってガックリした。★★です。2014/02/20
ぽしょ
1
全体的には好きなお話なんだけど、後半のヒーローの誤解が理解不能です。だって元々ヒーローから積極的に迫ってたのに…。それだけ我を失ったということかな?2012/06/04
月
1
★★★☆☆主人公の感情の揺れかたとか上手く表現してる。派手な展開はないけれど、しっかりと読みごたえありました。2012/02/21