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出版社内容情報
愛しすぎれば傷つくと知る娘は、
愛を恐れ、愛を隠す……。
ヘロンは幼いころ、睡蓮の花を摘もうとして湖に落ちた。
そのとき助けてくれた庭師の青年のことが忘れられず、
美しく成長した今も、ほかの誰も愛することができずにいた。
とはいえ、その青年のことはおぼろげにしか憶えていないけれど。
ある晩、ヘロンはパーティで端正な紳士に突然プロポーズされる。
エドウィンと名乗った彼は外国から戻ったばかりの実業家で、
町外れの海に面した崖に立つ“ガラスの城”を買い取ったので、
そこに似合うような美しい若妻が欲しいのだという。
よく知りもしない年上男性と暮らすなんて、絶対にいや!
激しく拒むヘロンを、彼はすべてを見透かすような目で見つめ……。
不世出の作家ヴァイオレット・ウィンズピアが生んだ名作の中でも特におすすめの本作には、まるで言葉の宝石箱のように美しい表現が詰まっています。幻想的な初恋と年の差ロマンスが描かれ、ウィンズピアの耽美な世界観を存分に味わえる極上の物語です。
内容説明
愛しすぎれば傷つくと知る娘は、愛を恐れ、愛を隠す…。ヘロンは幼いころ、睡蓮の花を摘もうとして湖に落ちた。そのとき助けてくれた庭師の青年のことが忘れられず、美しく成長した今も、ほかの誰も愛することができずにいた。とはいえ、その青年の顔はおぼろげにしか憶えていないけれど。ある晩、ヘロンはパーティで端正な紳士に突然プロポーズされる。エドウィンと名乗った彼は外国から戻ったばかりの実業家で、町外れの海に面した崖に立つ“ガラスの城”を買い取ったので、そこに似合うような美しい若妻が欲しいのだという。よく知りもしない年上男性と暮らすなんて、絶対にいや!激しく拒むヘロンを、彼はすべてを見透かすような目で見つめ…。
著者等紹介
ウィンズピア,ヴァイオレット[ウィンズピア,ヴァイオレット] [Winspear,Violet]
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。