内容説明
オメガの名家・小清水家の三女の咲良は、新進気鋭の陶芸家。“咲良姫の番犬”と呼ばれる幼馴染みでアルファの浅葱からアプローチされても、恋を知らない咲良は真面目に取り合わない。ある日、一族の当主である母から番候補との見合いを命じられた咲良は、結婚が現実味を帯びたことで浅葱への気持ちを自覚。番になってほしいと懇願するけど…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルーシー
6
オメガの名家である小清水家の三女のお話。新進気鋭の陶芸家として活躍している咲良には浅葱という番犬(?)兼幼馴染がいるが恋愛に疎い彼女は浅葱のアプローチを軽くあしらっている。しかし母親から番候補との見合いを命じられたことから浅葱に対しての好意を自覚するが…。 今作は「ヒート発作」からの「番」ではなかったので新鮮で大型犬をイメージさせるあざと可愛さを持つ一途なヒーロー、色々な面でよく我慢しました。 それにしても「最恐夫婦」「恐ろしい」等々と家族やヒーローから言われる夜月&朔太郎夫妻(ヒロインの両親)が良い。2025/03/16