BT’63

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BT’63

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  • サイズ 46判/ページ数 672p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784596726643
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

東京オリンピック前夜の1963年。羽田空港近くの運送会社でトラック運転手たちが相次ぎ惨たらしい死を遂げる。彼らは皆「BT21号」と呼ばれるトラックに乗車していた―父の遺品に紛れていた古い鍵をきっかけに40年前の“呪われたトラック”の真相を調べ始めた息子は、高度成長期に隠された深く昏い闇の中で、想像を絶する真実に辿り着くが…。昭和の闇を抉ったミステリーが豪華ハードカバーで復刊!

著者等紹介

池井戸潤[イケイドジュン]
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。1998年『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』で直木三十五賞、2020年野間出版文化賞、2023年『ハヤブサ消防団』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

161
池井戸 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 新作だとばかり思っていたら、単行本⇒文庫本⇒文庫新装版⇒本書(別出版社で単行本の復刊)でした。新作ハンターとして失格です。 本書は、670頁を費やしている割に地味な作品、あまり話題にもならず、映像化されないのも納得です。 https://www.harpercollins.co.jp/hc/books/detail/160492025/05/28

bunmei

82
単行本として、最近再版した650ページに渡る重厚な一冊。主人公・琢磨が生きる90年代と、60年代に運送会社に勤めていた琢磨の父とが同化し、各時代を行き来する展開で物語は進行。そこに殺人事件を絡めたダークサスペンス。高度経済成長期前に起きた相馬運送会社の倒産の裏に隠された、悍ましい恐怖がヒタヒタと迫ってくる。タイトル『BT』とは、60年代のボンネットトラックの愛称。この『BT』が会社倒産に隠されたキーとなり、低重音のエンジンが唸りを挙げて迫り来る感じが、無機物であるが故の不気味さと危機感を煽ってくる。 2025/04/18

Kei.ma

18
89年の消費税導入から続く景気低迷。対して物語の舞台は東京五輪前夜の63年だ。好景気の最中であっても業績低迷に苦しむ運送会社社員大間木史郎。その息子琢磨は恰も父の記憶を相続したかのように40年前の出来事を探ろうとするが。きっかけは遺品にあったBT21と記されたイグニッションキー。悪事に手を染めるドライバー、男漁りする社長の娘や中途採用した鏡子に迫る凶暴な前夫に苦悩しながらも宅配業を企画する史郎の行動を辿る主人公。騙された元嫁を見守りながらも。読後、なおボンネットトラックの振動と殺し屋猫寅の影がちらつく。2025/06/15

6
みんな死んじゃった⋯。父さんは立派なことを成し遂げたんだよ。さすがは父さんだ。母さんが見込んだとおり。そんなお母さんが素晴らしいわね。2025/07/01

サクラ

6
実は2003年に刊行されていたのですね、てっきり新作かと思っていました。言われてみれば携帯電話も出てきませんでした。でもそんなこと関係なく面白くて引き込まれていきました。男達のどうしようもなさと女達のカッコ良いところが対照的でしたね。何よりも不気味な存在の三人。2025/06/07

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