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出版社内容情報
新婚早々にさよならのキスをして、
愛しの公爵はいなくなった……。
婚期を逃したアンジェルは実家で使い走りや雑用を命じられる毎日。
そんな彼女に、ある日、兄の親友のロサートン公爵ジェイソンが言った。
「僕と結婚してくれないか? どうしても跡継ぎが必要なんだ」
公爵夫人になることでアンジェルは自由を手にし、
彼は公爵としての義務を果たせる“好都合な結婚”だというのだ。
少女の頃から心密かにジェイソンを慕うアンジェルは迷った。
私が欲しいのは愛。それに、彼が先妻と死別してまだ1年も経っていない。
でも、いつか愛が育てば……。一縷の望みを胸に、彼女は花嫁となった。
ところが、ジェイソンはアンジェルと初夜を共にすることもなく、
ひと月かそれ以上、仕事で留守にすると言い残し、屋敷を去った――
ジェイソンはこの結婚を後悔して、初夜を延期したのかもしれない。いつでも婚姻無効にできるように。そう考えるアンジェルですが、彼が寝る前に授けてくれた、“さよならのキス”に興奮して眠れそうもない自分に愕然とします。本当の夫婦になる日は訪れるのか?
内容説明
婚期を逃したアンジェルは実家で使い走りや雑用を命じられる毎日。そんな彼女に、ある日、兄の親友のロサートン公爵ジェイソンが言った。「僕と結婚してくれないか?どうしても跡継ぎが必要なんだ」公爵夫人になることでアンジェルは自由を手にし、彼は公爵としての義務を果たせる“好都合な結婚”だというのだ。少女の頃から心密かにジェイソンを慕うアンジェルは迷った。私が欲しいのは愛。それに、彼が先妻と死別してまだ1年も経っていない。でも、いつか愛が育てば…。一縷の望みを胸に、彼女は花嫁となった。ところが、ジェイソンはアンジェルと初夜を共にすることもなく、ひと月かそれ以上、仕事で留守にすると言い残し、屋敷を去った―
著者等紹介
マロリー,サラ[マロリー,サラ] [Mallory,Sarah]
イギリス西部の港湾都市ブリストルで生まれ育つ。少女の頃からジェイン・オースティンやジョージェット・ヘイヤーの歴史小説に傾倒し、16歳で働きに出てからも空き時間には英国摂政期を舞台にしたリージェンシー・ロマンスや歴史の研究に没頭していた。第一子出産後に執筆活動を始め、巧みなプロットや繊細な心理描写が高い評価を得る。いま一番ほしいものは、頭の中にある数多の物語を描き出すための時間だという(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。