出版社内容情報
ハンカチを貸してくれた彼を想い、
涙の乙女は眠りについた。
親を亡くしたカトリーナは田舎暮らしの伯母に引き取られた。
女学校を卒業後は学費が払えず進学を諦め、家事を手伝う毎日。
そんなある日、最愛の伯母が不治の病におかされ、
ハンサムな専門医のグレンヴィル教授に診てもらうことに。
先日カトリーナが交通事故に遭ったときも彼に助けられたが、
“恵まれぬ者への施し”と感じて反発心を覚えていた。
やがて伯母が亡くなり、遺されたのは自宅のコテージだけで
現金がほとんどないと知ったカトリーナは路頭に迷いかける。
やむなく農場で日雇い労働を始めた彼女を、教授が見かけて……。
内容説明
親を亡くしたカトリーナは田舎暮らしの伯母に引き取られた。女学校を卒業後は学費が払えず進学を諦め、家事を手伝う毎日。そんなある日、最愛の伯母が不治の病におかされ、ハンサムな専門医のグレンヴィル教授に診てもらうことに。先日カトリーナが交通事故に遭ったときも彼に助けられたが、“恵まれぬ者への施し”と感じて反発心を覚えていた。やがて伯母が亡くなり、遺されたのは自宅のコテージだけで現金がほとんどないと知ったカトリーナは路頭に迷いかける。やむなく農場で日雇い労働を始めた彼女を、教授が見かけて…。
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ] [Neels,Betty]
イギリス南西部のデボン州で育つ。オランダ人の夫と14年間その故郷に住み、看護師として病院で働いた。イギリスに戻った後、1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かなロマンスは多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永遠の眠りについた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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