出版社内容情報
私が伯爵の孫娘――?
フラワーショップを経営するビクトリアには長年の悲願があった。
それは自分の素性を明らかにすること。
幼い頃に記憶を失い、養護施設を転々とした彼女にとって、
自分の拠り所を求める思いはごく自然なものだった。
そんなある日、アントニーと名乗る謎めいた客が店を訪れる。
貴族的な顔立ち、上品な仕立ての服に包まれたたくましい体。
その抗いがたい魅力に甘いおののきを覚えたのもつかのま、
彼が口にした思いがけない言葉にビクトリアは度を失った──
「落ち着いて僕の話を聞いてほしい。君は伯爵の孫娘なんだ」
内容説明
フラワーショップを経営するビクトリアには長年の悲願があった。それは自分の素性を明らかにすること。幼い頃に記憶を失い、養護施設を転々とした彼女にとって、自分の拠り所を求める思いはごく自然なものだった。そんなある日、アントニーと名乗る謎めいた客が店を訪れる。貴族的な顔立ち、上品な仕立ての服に包まれたたくましい体。その抗いがたい魅力に甘いおののきを覚えたのもつかのま、彼が口にした思いがけない言葉にビクトリアは度を失った―「落ち着いて僕の話を聞いてほしい。君は伯爵の孫娘なんだ」
著者等紹介
シーガー,モーラ[シーガー,モーラ] [Seger,Maura]
幼い頃から本が好きで、豊かな想像力にも恵まれ、12歳のときに作家になろうと決心したという。それから20年後、彼女の夢はかなえられた。作品の一つ一つが自分にとっては冒険で、魅力的な登場人物には自分自身も惹きつけられると語る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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