内容説明
バカンスから戻ったばかりのイヴに、旧知の警部補からSOSが入った。元上司が懴悔の遺書を残し自殺したが、悪徳警官の根絶に身を捧げた彼が自ら死を選ぶはずはない―そんな彼の主張を裏付けるように、現場は明らかに他殺を示していた。犯人は密告された警官本人、あるいは関係者なのだろうか?背景を調べるイヴ達は悪徳警官の所業の数々に疲弊していくが、真相はさらに恐るべきもので…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
greenwood
1
イブ&ロークシリーズ58作目 警察内部の汚職や不祥事を調査する部署で勤め上げた元警察官の死にまつわる逮捕劇。全編に「家族の団結力」が重きを占めていた。 原題はPayback(報復、仕返し)なのに、邦題「純白の密告者」は意味不明?? 相変わらず多作の作家さんの人気シリーズだけあり、前作読んでからもう4冊出版されていた。 多作故に翻訳時間の不足?かなと思う箇所多数。 どうも翻訳がぎこちなく、直訳風の言い回しが多い。登場人物が多いので、「彼」「彼女」が誰を指すのか混乱しきり。横に名前も入れて欲しい!2025/03/23