内容説明
男を殺し、死体を焼いたと言って若い女が出頭してきた。レイプされそうになり、反撃したという。ヴェルサイユ警察のドゥギール警視は“被疑者”ローラの自白に従い捜査を開始するが、死体はおろか犯罪の形跡すら見つからない。正当防衛か、冷酷な計画殺人か?手がかりは全て教えた―ローラはそう言って黙秘するが、別の被害者を示唆する証拠が新たに発見され…。フランス発の話題作!コニャック・ミステリー大賞受賞作!
著者等紹介
池畑奈央子[イケハタナオコ]
フランス文学翻訳家。筑波大学比較文化学類卒、ロンドン大学修士課程修了
山本怜奈[ヤマモトレイナ]
学習院大学文学部フランス文学科卒。専門図書館で司書として勤務しながら、高野優フランス語翻訳教室にて学び、翻訳家の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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