- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
出版社内容情報
朝が来て、シンデレラは路地裏に戻った。
王子と永遠の絆で結ばれたとも知らず。
6年前、サマンサは王子にして外科医のハリドと恋に落ちた。
突然、花嫁としてふさわしくないと、彼がサマンサを切り捨てるまでは。
彼女はずっと異性関係の派手な母と、服役中の兄に苦しめられてきた。
そんな育ちのわたしが、王子の配偶者としてふさわしいわけがない。
しかしそのハリドから、自分の祖国で一緒に働いてくれないか、
という依頼が飛びこんできて、サマンサの心は揺れた。
恐れていたとおり、再会するなり彼女の目はハリドに釘づけになった。
その堂々とした姿は相変わらずで、いかにも王族らしい。
サマンサの胸は締めつけられた。だから、わたしは分不相応だったのだ。
頭ではわかっている。でもなぜか、ときめく胸はわかってくれない……。
ヒーローに捨てられた過去を持つヒロインは、彼のそばで働くこととなり、かつての失恋の痛手がうずき出します。王子との結婚なんて望まない。でも一度でいいから、彼に求められたという思い出をください。その後、小さな命が彼女のおなかに宿って――。
内容説明
6年前、サマンサは王子にして外科医のハリドと恋に落ちた。突然、花嫁としてふさわしくないと、彼がサマンサを切り捨てるまでは。彼女はずっと異性関係の派手な母と、服役中の兄に苦しめられてきた。そんな育ちのわたしが、王子の配偶者としてふさわしいわけがない。しかしそのハリドから、自分の祖国で一緒に働いてくれないか、という依頼が飛びこんできて、サマンサの心は揺れた。恐れていたとおり、再会するなり彼女の目はハリドに釘づけになった。その堂々とした姿は相変わらずで、いかにも王族らしい。サマンサの胸は締めつけられた。だから、わたしは分不相応だったのだ。頭ではわかっている。でもなぜか、ときめく胸はわかってくれない…。
著者等紹介
テイラー,ジェニファー[テイラー,ジェニファー] [Taylor,Jennifer]
心温まる物語を得意とし、医療の現場を舞台にしたロマンスを好んで執筆した。科学研究の仕事に従事した経験があるので、すばらしい登場人物を創造することはもちろん、作品を書く際の調べ物もとても楽しんでいたという。夫を亡くしてからは、ランカシャーにある自宅と湖水地方を行き来する生活をしていたが、2017年秋、周囲に惜しまれつつ永眠した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。