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出版社内容情報
文字どおり灰かぶりの私が、
この麗しき皇太子の花嫁……?
幼い頃に両親を亡くし、車の整備士の伯父に育てられたイジー。
その伯父も亡き今、天涯孤独の彼女に遺されたたった一つの母の形見は
家族に伝わるという古い木箱だが、鍵がないため中身を知らない。
ある日、イジーの職場に黒塗りのリムジンが横づけされた。
側近を従えて降りてきたのは、ブルーグリーンの瞳の端整な若い男性。
「イザベル・ポーサードだね。僕はベルノニアの皇太子ニコラだ」
親しい人しか知らない彼女の本名を口にした彼は、驚きの告白をした。
「君が持っている箱は、君が赤ん坊のときに僕が贈ったものだ。
王子が結婚するとき、妻に“花嫁の箱”を贈る。僕は君の夫だ」
口をぽかんと開けたイジーをまっすぐに見据え、ニコラは鍵を差し出した。
アメリカの片田舎で育ち、車の整備士として額に汗し、油まみれの手で懸命に働くこの私がプリンセスだったなんて! みずからの出自に驚くイジー。けれども、ニコラ皇太子は別の国のプリンセスと結婚するために、イジーとの婚姻無効を望んでいるのでした――
内容説明
幼い頃に両親を亡くし、車の整備士の伯父に育てられたイジー。その伯父も亡き今、天涯孤独の彼女に遺されたたった一つの母の形見は家族に伝わるという古い木箱だが、鍵がないため中身を知らない。ある日、イジーの職場に黒塗りのリムジンが横づけされた。側近を従えて降りてきたのは、ブルーグリーンの瞳の端整な若い男性。「イザベル・ポーサードだね。僕はベルノニアの皇太子ニコラだ」親しい人しか知らない彼女の本名を口にした彼は、驚きの告白をした。「君が持ってる箱は、君が赤ん坊のときに僕が贈ったものだ。王子が結婚するとき、妻に“花嫁の箱”を贈る。僕は君の夫だ」口をぽかんと開けたイジーをまっすぐに見据え、ニコラは鍵を差し出した。
著者等紹介
マクローン,メリッサ[マクローン,メリッサ] [McClone,Melissa]
夫と娘2人、息子1人とともにオレゴン州に住む。大学で機械工学を学んだ彼女は、自分がロマンス小説を書くようになるとは思ってもみなかったと語る。執筆していないときは、ソファに丸くなって紅茶を飲みながら本を読むのが好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。