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内容説明
男が低く口笛を吹くと、どこからともなく駱駝が姿を現した。中東の王国ハマーンで、極秘プロジェクトを進めていたペイジは、深夜、研究所に一人でいたところを見知らぬ男に誘拐されてしまう。男は、彼女が実験中の病原体の解毒剤について知りたいと言い、ペイジを研究所から連れ出して、駱駝で砂漠に乗り出した。やがて、ターバンに隠されていた男の顔があらわになると、ペイジは思わず息をのんだ。彼は怖いほど美しかった。濃いオリーブ色の肌、漆黒の髪…。そして頬には刺青があった。しかもそれは、スルタンの圧政に苦しむ人々が待ちわびる、革命のシンボルのアラビア文字だった。この人はいったい何者?ペイジが聞き出した彼の素性は、驚くべきものだった。
著者等紹介
ホワイト,ロレス・アン[ホワイト,ロレスアン][White,Loreth Anne]
アフリカ南部に生まれ育ったが、現在はカナダのブリティッシュ・コロンビア州のスキーリゾート地、ウィスラーに住む。十六年におよぶジャーナリストのキャリアの後、ロマンス小説作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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