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内容説明
エリザベスは平凡な毎日に満足していた。CIA局員だった当時のスリリングな日々に未練はない。あのころが刺激に満ちていたのは、ひとえにレイフがいたからだ。公私にわたるパートナーとして熱く危険な日々をともに駆け抜けたにもかかわらず、六年前、彼は一言もなく姿を消した。以来、甘い愛撫やささやきを忘れようと何度も試みたのだ。なのに、今ごろ…。突如現れたレイフを、彼女は呆然と見つめた。過去など忘れたかのようにふるまう彼を前にして、エリザベスは誓った―報復という名のゲームを始めることを。
著者等紹介
ウィルソン,ゲイル[ウィルソン,ゲイル][Wilson,Gayle]
ロマンティック・サスペンスと、十九世紀初頭の摂政期を舞台にした歴史ロマンスを書き分けながら、北米ではこれまで二十作以上の作品をハーレクインから刊行。ロマンス小説界の由緒あるRITA賞を二度も受賞したほか、数々の賞を獲得している。現在は夫とともにアラバマ州に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
邦題と中身が違うパターン。ヒロインは長年現場を離れていたせいか、腕利きの諜報員だったとは思えないほどドジだし、ヒーローは恋人に何の説明もなく入院中も面会を拒否して別れて姿を消すなど、読みながら何だコレ!?って感じでした。終始テロリストの方が上を行っていて、逆転勝利出来たこと自体が不思議だった。PTSDに苦しんでるってどうして当時ヒロインに打ち明けられなかったって理由なんだけど、ヒロインがどれだけ傷つくか考えもしないって、自分勝手なヒーローという感想です。2018/02/05