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内容説明
マギーは図書館司書として働いている。すでに両親はなく、一人っ子で引っ込み思案の彼女は、五年前の失恋以来、大人の男性に恐怖を感じるようになった。マギーが唯一心を開けるのは、図書館にやってくる子供たちにだけだった。絵本を読み聞かせるお話の会は、彼女が最も輝く時間だ。今日は新顔の仲のいい兄弟が話に聞き入っている。兄弟たちの父親の姿をひとめ見るなり、マギーは息をのんだ。夏の空のような青い瞳と精悍な顔立ち。なんて、すてきなの。翌日、彼は再びマギーを訪ねると突然言った。「君が必要なんだ」。
著者等紹介
ピカート,ジョーン・エリオット[ピカート,ジョーンエリオット][Pickart,Joan Elliott]
これまでに八十以上もの作品を発表している。アリゾナ州に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
5
ヒロインは図書館司書。ヒーローはコンピュータの専門家でコンサルタント。ヒーローは妻が事故で亡くなり、反抗的な3人の子供に手を焼く日々。本の読み聞かせ会での子供たちの生き生きとした様子に心を打たれたヒーローは、読み手のヒロインにベビーシッターになってくれないかと頼む。クリスマスシーズンのイベントが盛り込まれた、あったかい話で面白かった。たまに差しはさまれる文章でシリーズものだったと思い出す。2019/03/06
mum0031
2
図書館司書のマギーと、コンサルタントのハリソン。 妻に先立たれた、3人の子持ちのハリソン 。亡くなった妻の、悪意ある刷り込みが親子に影をさす。 唯一笑顔を見せた、マギーとの触れあいが希望の火を灯す。 元政府職員でコンサルタント(ハッカー)のハリソンが、ギデオンの手掛かりを掴む。2017/09/24