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内容説明
ジョーは困惑していた。姉の強いすすめで、祖母の遺したコテージで週末を過ごすことになった。だがそこは、ジョーが十代のころに夏を過ごし、将来を誓い合った男性から手ひどく裏切られた過去のある町なのだ。すぐに逃げ帰るつもりだったジョーは、修繕に立ち会うため、コテージにさらに数日泊まることになる。その夜、訪ねてきた建築家を見てジョーは全身が凍りついた。ピート―私の心を打ち砕き、去っていった男性。「帰って!」思わず叫んだジョーは、次の瞬間、ピートに抱きしめられて恍惚となった。
著者等紹介
ウッズ,シェリル[ウッズ,シェリル][Woods,Sherryl]
ハーレクインのシルエット・スペシャル・エディションを代表する作家。オハイオ大学でジャーナリズムの学位を取ったあと、新聞社に勤め、政治からエンターテイメントにいたるさまざまな記事を担当する。のち1982年デビュー。以来、七十作以上の作品を発表し、多くの読者を魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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糸車
23
離婚した子連れのヒーローは結構いる。でもこれはなあ。説明しようとするとなんだか嫌な気分になってしまうのでパス。過去の自分がどれだけヒロインを傷つけたか分かっていて、辛抱強く彼女の愛と信頼を取り戻す為に頑張るヒーロー。彼が大切にしている息子もヒロインに懐いてくれて、でも一番問題なのは子どもを盾に復縁を迫る元妻。ヒーローと結婚すれば嫌でも彼女とつきあう機会はある。冷静に彼女を立てて、でもきっぱり言うべきことは言うヒロインはエライと思う。感想に書けないけれどいろいろ思うことがありすぎて難しい。でも話はよかった。2016/03/15