出版社内容情報
スペインで修道女見習いをしている身寄りのないトニは、
いわれのない差別を受け、つらい毎日を送っていた。
ついに園丁の服を拝借した彼女は修道院からの脱走を企てるが、
途中、紛れこんだ祭りの喧噪のなかで盗人に間違われてしまい、
美貌の貴族ルークの手によりなんとか救われる。
トニは彼の船でスペインからイギリスへ向かうことになり、
身の安全のため、少年のふりのままルークや周囲の人々を欺いた。
だが一方で、ルークへの思いは日々膨らんでいくばかりだった。
そんなある日、彼らを乗せた船が嵐に巻きこまれてしまい……。
内容説明
スペインで修道女見習いをしている身寄りのないトニは、いわれのない差別を受け、つらい毎日を送っていた。ついに園丁の服を拝借した彼女は修道院からの脱走を企てるが、途中、紛れこんだ祭りの喧噪のなかで盗人に間違われてしまい、美貌の貴族ルークの手によりなんとか救われる。トニは彼の船でスペインからイギリスへ向かうことになり、身の安全のため、少年のふりのままルークや周囲の人々を欺いた。だが一方で、ルークへの思いは日々膨らんでいくばかりだった。そんなある日、彼らを乗せた船が嵐に巻きこまれてしまい…。
著者等紹介
ウィンズピア,ヴァイオレット[ウィンズピア,ヴァイオレット] [Winspear,Violet]
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中でロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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