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出版社内容情報
子爵は乙女に近づいた――
非情な企みを胸に秘めて。
両親亡きあと堕落した弟の世話に明け暮れてきたデボラは、
ある日ヴィクターと名乗る謎めいた紳士に声をかけられた。
「一曲踊っていただけませんか? 僕の傷が怖くなければ」
頬の傷さえ魅惑的な彼にダンスを申し込まれ、
おずおずと応じたデボラはなじみのない高揚感を味わった。
一曲だけ――ただ、それだけ。私に恋などできるはずはないのだから。
ああ、でも、彼に触れられるだけでこんなに胸が高鳴るなんて……。
心と体に残る傷をつかのま忘れて人並みの幸せを夢見た瞬間、
デボラは残酷な運命に絡め取られた。
彼が子爵だとはつゆ知らず、無垢な瞳をきらめかせたまま。
知らぬ間に罠に落ちたデボラと、純真な彼女に惹かれながらも欺き続けざるを得ないヴィクター。偽りと真実のはざまでなす術もなく、熱く惹かれ合うふたりの運命は……。リージェンシーの名手と名高いサラ・マロリーの、繊細かつドラマチックなラブストーリーです。
内容説明
両親亡きあと堕落した弟の世話に明け暮れてきたデボラは、ある日ヴィクターと名乗る謎めいた紳士に声をかけられた。「一曲踊っていただけませんか?僕の傷が怖くなければ」頬の傷さえ魅惑的な彼にダンスを申し込まれ、おずおずと応じたデボラはなじみのない高揚感を味わった。一曲だけ―ただ、それだけ。私に恋などできるはずはないのだから。ああ、でも、彼に触れられるだけでこんなに胸が高鳴るなんて…。心と体に残る傷をつかのま忘れて人並みの幸せを夢見た瞬間、デボラは残酷な運命に絡め取られた。彼が子爵だとはつゆ知らず、無垢な瞳をきらめかせたまま。
著者等紹介
マロリー,サラ[マロリー,サラ] [Mallory,Sarah]
イギリス西部の港湾都市ブリストルで生まれ育つ。少女の頃からジェイン・オースティンやジョージェット・ヘイヤーの歴史小説に傾倒し、16歳で働きに出てからも空き時間には英国摂政期を舞台にしたリージェンシー・ロマンスや歴史の研究に没頭していた。第一子出産後に執筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。