フューチャー・プレゼンス - 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」

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フューチャー・プレゼンス - 仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784596551429
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

WIRED誌のシニアエディターが 誌のシニアエディターが VR 最前線を水先案内する、話題の本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

38
WIREDのエディターであるピーター・ルービンによるVR本。VRを有史以来最大の発明と位置付ける著者による解説は非常に面白い。現在のVRヘッドマウントディスプレイのスタイルはあと5年以内にメガネのような小さなものに切り替わり、誰もスマホを使わなくなるという。日本の企業が積極的にVRに絡んでいるという話や、所々日本の文化とVRとの絡みが紹介されていたのが面白い。テックメディアのエディターということで、その情報量はすさまじく、文中さまざまな書籍・映画が紹介されていたので読んで(見て)みたくなった。2019/10/01

roughfractus02

4
1950年代安部公房はトランジスタラジオの登場に技術の小型化傾向を読み、映画を見る眼鏡を夢想した。モバイルからウェアラブルに移行する現代の著者は、スマホが消滅しVR/ARヘッドセットを装着する10年後を予測する。メディアが環境から世界になる時、ARは諸情報を加えて世界を広げ、VRはこれまでの覗き見の娯楽的距離をなくし、相手が傍にいるように感じるコミュニケーション世界に変えると著者はいう。この親密さと繋がりを作る世界を与えるのは誰か?と問うと、ヒトがリソースとなってその世界を支える現代のデータ社会が見える。2019/09/01

Sanchai

1
VRを活用して、日本の学生や研究者が開発途上国でフィールドワークできたら面白いかも。2021/02/21

ニルコア

1
VRのこれまでとこれからについて。年末にOculus Quest2を購入して、VRがここまで進歩していたのかと衝撃の連続だったので、1冊読んでみた。VRのソーシャルコミュニティが今どんどん発展していて、眼の前のアバターと交流することで従来のSNS以上の親密さが得られたり、ハラスメント対策も進んでいたりと、自分は20年間のコールドスリープから目覚めたばかりなんじゃないかと思うことだらけだった。5年後、10年後はどうなっているのかと考えると、まだ死ねない。2021/01/05

オシム

1
VRの最大の魅力とは何か?筆者はプレゼンスだと答える。他のメディアでは得られない圧倒的な存在感。理性では部屋の中だと分かっているのに本能がビルの上だと主張してやまない感覚。それがプレゼンス。 本書ではVRがもたらすプレゼンスが何をもたらすか、その可能性と共に様々な事例を紹介していく。ただ存在感があるわけじゃない。瞑想の手助けをしたり、見知らぬ他人と急速に親密になれたり、さらにはポルノ映像のあり方さえ変えてしまう。この分野はまだよちよち歩きの段階だが、ものすごい可能性を感じさせてくれる。未来を垣間見る一冊。2020/01/14

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