標的:麻薬王エル・チャポ

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標的:麻薬王エル・チャポ

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784596551368
  • NDC分類 368.8
  • Cコード C0031

出版社内容情報



アンドルー・ホーガン[アンドルーホーガン]
著・文・その他

棚橋志行[タナハシシコウ]
翻訳

ダグラス・センチュリー[ダグラスセンチュリー]
著・文・その他

内容説明

「世界最重要指名手配犯」エル・チャポ:本名:ホアキン・アルチバルド・グスマン・ロエーラ。1957年4月4日、シナロア州バディラグアト市ラトゥナ生まれ。メキシコの世界最大の麻薬組織シナロア・カルテルの首領。コカインとマリファナを世界各地に密輸して巨万の富を得た闇の実業家。1993年に逮捕後、2001年に脱獄。米当局から「アル・カポネ以来最大の社会の敵」と呼ばれる。本書はエル・チャポを逮捕した元DEA捜査官が8年に及ぶ捜査の裏側を語った実話である。

目次

プロローグ ラトゥナの少年
第1部(脱獄;新世代;運河の街 ほか)
第2部(国境;連邦区;バッジの違いを超えて ほか)
第3部(ラパス基地;“鼻男”を追え;獅子の巣穴 ほか)
エピローグ 陰の男

著者等紹介

ホーガン,アンドルー[ホーガン,アンドルー] [Hogan,Andrew]
ホアキン・グスマン(通称エル・チャポ)の追跡捜査及び捕獲作戦を担当した麻薬取締局特別捜査官。エル・チャポ逮捕後に辞職し、現在は民間企業に所属している。居住地非公開

センチュリー,ダグラス[センチュリー,ダグラス] [Century,Douglas]
作家。“Takedown:The Fall of the Last Mafia Empire”は2003年エドガー賞のベスト・ファクト・クライム部門にノミネートされた

棚橋志行[タナハシシコウ]
東京外語大英米語学科卒。出版社勤務を経て、翻訳家の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まぶぜたろう

4
麻薬王を捕らえるための捜査が、スマホの盗聴を繰り返すだけでとても地味かつ単調。しかも出てくる人がやたら多くてよくわからず、ま、本当の話だから仕方ないんだろうが、話としては全く面白くない。後半はいよいよ麻薬王逮捕作戦なのだが、行き当たりばったり、かつ、シンプル、本当の話だから仕方ないんだが、どーも面白くない。以前「メキシコ麻薬戦争」というノンフィクションも読んだが、やっぱ、メキシコ麻薬ネタはウィンズロウが一番面白いね。小説だし、そりゃそうか。2022/01/26

スプリント

4
ショーン・ペンのインタビューをきっかけに逮捕されたことは知っていましたが、本書はそれよりも前に逮捕され、1.5kmのトンネルを使って脱走する以前の逮捕劇です。 捜査官の執念の追跡劇とメキシコ官憲の腐敗が読みどころです。2019/01/11

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3
☆☆☆☆☆エンタテインメント性、専門性もあまり感じられなかった。2019/02/21

人生ゴルディアス

3
全米ナンバーワンの映画がたくさんあるように、世界最大の麻薬王もたくさんいる気がしてならない。そのうちの一人エル・チャポの逮捕劇をDEAの捜査官が記す。真偽はともかくとても面白かった。向こうの白人捜査官らしい大袈裟だったり熱血漢だったりするところが、いかにも、「らしい」感じがする。しかし、二度も脱獄するってすごい。メキシコみたいな国を正常化することってできるのかな。2019/01/27

DEE

2
メキシコ最大の麻薬カルテル、シナロア・カルテルの首領エル・チャポ。 1993年に脱獄しトップに君臨し続けた男を追い詰めた麻薬取締局DEAの元隊員である著者と、メキシコ海兵隊達の奮闘を追ったノンフィクション。 麻薬を運ぶために縦横無尽に地下道を掘り巡らせたチャポ。汚職と買収にまみれたメキシコ警察は全くあてにならず、その中で情報を駆使して包囲網を狭めていく緊張感がスゴい。 最も監視の厳しい刑務所から易々と脱獄するのには、内部の人間の手引きが不可欠。 それだけの裏の権力を持っていたということに驚く。2018/12/21

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