未来化する社会―世界72億人のパラダイムシフトが始まった

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  • サイズ B6判/ページ数 375,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784596551078
  • NDC分類 502
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ヒラリー・クリントンの元参謀として世界80万キロを行脚した未来学者ロスが、ロボット・ゲノム・暗号通貨…6つの産業がもたらす大変革( パラダイムシフト) を徹底予測。「これからの経済」をわかりやすく紐解く最強の書。「中流層」や「国境」の意義は、今後20年以内に変貌するだろう

内容説明

「中流層」や「国境」の意義は、今後20年以内に変貌するだろう―ヒラリー・クリントンの元参謀として世界80万キロを行脚した未来学者がロボット、暗号通貨、ゲノム…6つの産業がもたらす「これからの経済」を徹底予測。

目次

はじめに
1 ロボットがやってくる
2 ゲノムの未来
3 通貨・市場・信用のコード化
4 コード戦争時代
5 情報化時代の原材料―データ
6 未来の市場の地勢
終わりに―この世で最もだいじな仕事

著者等紹介

ロス,アレック[ロス,アレック] [Ross,Alec]
1971年ウェストバージニア州生まれ。2008年の大統領選オバマ陣営でテクノロジー・メディア政策を担当。第1期オバマ政権において、国務省(長官はヒラリー・クリントン)の上級顧問を務め、外交政策とイノベーションの専門家として活躍する。“Foreign Policy Magazine”が選ぶ「世界の頭脳TOP100」に選出、オックスフォード大学のインターネット&ソサエティ・アワード受賞。現在はジョンズ・ホプキンス大学の客員研究員

依田光江[ヨダミツエ]
お茶の水女子大学卒。外資系IT企業勤務を経て翻訳家の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mura_ユル活動

73
時代はイノベーション。情報とセキュリティ。巨万と存在するビッグデータ。ロボティクスとゲノミクス。未来はどのような方向に向かっているのか?向かっていくのか?日本は保守的と言われているけど、そんな中でもアンテナを持つことが大切と感じた。データ分析は物語的なことや創発的なことを考えるの苦手。ロボットが人間に近づく、人間がロボットに近づく。「Good2Go」はすごいアプリだなあ。開放性と閉鎖性、透明性と閉鎖性。今後の経済発展を決める国の位置取り。2018/08/11

どんぐり

49
ロボティクス、ゲノミクス、サイバー、ビッグデータ、通貨、市場・信用のコード化のイノベーション。われわれが生きる社会は、グローバル化とデジタル化によって新たな段階に入っている。AIのシンギュラリティ(技術的特異点)でビジネスはどう変わっていくのか、経済の主流は、企業は、仕事はどう変わっていくのか。いま就活中の学生さん、5年後、10年後の企業と仕事をきちんと見据えておきましょう。著者はヒラリー・クリントン国務長官のイノベーション担当上級顧問だった人。2018/06/21

yumiha

30
ロボットやゲノムの章は、興味深く読んだ。でも、モバイルバンキングやマネーのコード化あたりになると、だんだん脱落。なんとなく分かったのは、性能のいいコンピューターで大量のデータを集め演算し、銀行や農業などに生かすことで成功者になれるちゅうこと。印象に残ったのは、エストニア。『エストニア紀行』(梨木香歩)での森と雪、歌う革命というのんびりしたイメージを打ち消した。小学1年生から外国語のようにプログラムコードを学び、デジタルネットワークを張り巡らせビジネスに生かし、GDPが15倍増とか。私は乗り遅れたね。 2017/07/07

エリク

28
稲が日本に持ち込まれ、栽培されるようになると、①土地の所有:経済上の格差(地主⇔小作人など)、②種もみを管理する人:地位上の格差(王⇔奴隷など)が誕生し、人々の考え、意思、社会のルールが変わることを『パラダイムシフト』といいます。 これは、現代のパラダイムシフトについての話で、ロボットが出てきて、AIも現れ、通貨も変化し、これからの社会がどうなっていくのか詳しく説明してくれます。 非常に易しく、詳しく、興味深い内容なので、これから2030年、2050年と働くことになる人には特におすすめです。2019/11/03

犬こ

20
ロボット、ゲノム、通貨・市場、サイバー攻撃、データ。これら全て未来を大きく変えるキーワードであり、著者はいろいろ事例を出しているのですが、次々と出てくる事例・考察が多すぎて、頭に入らず、パンクしそうになり、読むのは大変辛かった(苦笑)2017/04/23

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