ハーパーBOOKS<br> ダ・フォース〈上〉

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ダ・フォース〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596550811
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



ドン・ウィンズロウ[ドンウィンズロウ]
著・文・その他

田口俊樹[タグチトシキ]
翻訳

内容説明

麻薬や銃による犯罪を取り締まるマンハッタン・ノース特捜部、通称“ダ・フォース”。ニューヨーク市警3万8千人の中でも最もタフで最も優秀で最も悪辣な警官たちを率いるデニー・マローンは市民のヒーローであり、この街を統べる刑事の王だった。だが、ドミニカ人麻薬組織の手入れの際におこなったある行動をきっかけに、栄光を約束されたマローンの人生は、転落の道をたどりはじめる…。

著者等紹介

ウィンズロウ,ドン[ウィンズロウ,ドン] [Winslow,Don]
アメリカ私立探偵作家クラブ・シェイマス賞をはじめ、数々の賞を受賞し高い評価を受ける世界的ベストセラー作家。『野蛮なやつら』がオリヴァー・ストーン監督によって映画化(邦題『野蛮なやつら/SAVEGES』)されたほか、『ザ・カルテル』も映画化が決定している。私立探偵、テロ対策トレーナー、法律事務所や保険会社のコンサルタントとして働いた経歴を持つ。カリフォルニアに在住

田口俊樹[タグチトシキ]
英米文学翻訳家。早稲田大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

392
街の王を自認する悪徳警官の転落物語。と聞いただけでも面白そう。エルロイばりのへヴィなノワールを期待して読み始めた。上巻での印象としては割とスロースタートで、話の筋もシンプル。しかし文章の隙間から匂い立つような街の空気感や、登場人物の狂った価値観にグイグイ引き寄せられて、ストーリーが加速を始めた後半あたりからは、続きが気になって仕方がなくなる。物語の最初が、収監されているマローンの独白調となっており、これはない方が続きが気になったように思う。すでに満足度高め。下巻でどう動いていくのか楽しみ。2018/04/17

ヴェネツィア

328
この始まり方からして、"THE FORCE"シリーズの1冊かと思ったのだが、どうもそうでもないようだ。というのも、物語が始まった時、主人公のマローンは長年のツケが溜まって、今まさに絶体絶命といった窮地に陥っているからである。これが読者にとって旧知の主人公であるなら、あるいは感情移入も可能であるかもしれない。ドラッグと暴力の街、ニューヨーク市警の特捜部に身を置くマローンはダーティな刑事でありながら、けっしてヒーローではない。もちろん、本書の眼目はそこにあり、あくまでもリアルな刑事像、および犯罪都市⇒2024/03/21

starbro

201
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。ドン・ウィンズロウ、初読です。NYの悪徳刑事、ダークヒーローの物語、上巻一気読みでした。続いて下巻へ、トータルの感想は上下巻読了後に。2018/06/11

遥かなる想い

194
2019年このミス海外第5位。 ニューヨーク マンハッタン・ノース特捜部 「ダ・フォース」を描いた物語である。 巻頭の殉職警察官のリストが痛々しい。 物語は「ダ・フォース」を率いる マローンの 視点で 進むが…麻薬と暴力に溢れる 現代の ニューヨークをマローンを通して、 著者は 闊達に描く。大きな悪と戦うために、 汚れたことに手を染めるマローンたち …上巻はマローン 転落の兆しまで… 下巻の展開が楽しみ。2018/12/30

Tetchy

169
昔からある悪漢警察物だが、ウィンズロウが描く特捜部“ダ・フォース”は腐った現実を直視させるリアルがある。通常の警察小説とは異なり、オフビートなクライム小説の様相を呈している。音楽に例えるなら、コナリーがジャズの抒情性を感じさせるとすれば、本書はどんどん速さを増すアップテンポの、畳み掛けるような怒りにも似た激しいヒップホップのビートだ。社会の毒を浄化するための毒。必要悪とも云える。それが“ダ・フォース”だ。高濃度の酸は高濃度のアルカリでないと中和できない。しかし毒はどんな理由であっても毒に過ぎないのだ。2018/11/01

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