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ハーパーBOOKS
或る家の秘密

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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596550798
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



スティーヴ・ロビンソン[スティーヴロビンソン]
著・文・その他

高里ひろ[タカサトヒロ]
翻訳

内容説明

ジェファーソン・テイトは米国随一の家系調査士。依頼を受け家系図を作る毎日だが、ある富豪からの仕事に苦戦していた。数百年前に渡英した一族のうち6人の記録が不可解に消えていたのだ―まるで歴史から抹殺されたかのように。系図を完成すべくイギリスに渡ったテイトは彼らの足跡を辿るが、その周辺で謎の失踪や死亡事故がいくつも起きていると判明し…。一族に隠された悲しい真実とは!?

著者等紹介

ロビンソン,スティーヴ[ロビンソン,スティーヴ] [Robinson,Steve]
イギリスのケント州で生まれ、ロンドン郊外に住む。16歳の頃に作家の道を目指しはじめ、雑誌記事を書くなどキャリアを積んだ。『或る家の秘密』(原題“In the Blood”)がデビュー作となる

高里ひろ[タカサトヒロ]
上智大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

120
二百数十年を遡って家系図を調べる家計調査士。彼が調べる家族の謎が彼自身を危険に追い込むとは...。過去と現在の行き来が頻繁すぎる書き方は、この長さではつらいものがあった。そして、最後にようやく明かされる真実は意外で残酷であっと驚くものだが、現在までそれを引っ張るところや、都合のいい出会いが主人公にあるのはマイナス要素に思う。2018/08/03

yumiko

68
家系調査士のテイトはある富豪から妻の家系調査を依頼される。遡ること18世紀、アメリカよりイギリスに戻った一家のうち、1人を除いた6人の記録がなぜか忽然と消えていた…。家系図を辿り祖先を調べる家系調査士という職業が耳に新しい。一人一人地道に足跡を辿り、時を越えて血縁を繋いでいく様子は、まさに時空探偵。 ミステリ的にはもう少し…でもこれが第1作目で、今や英米で人気シリーズとなっているのは頷ける。 明らかになる辛く悲しい真実にも、当時の歴史が窺えて良かった。 このまま日本でもシリーズ化希望♪2018/03/23

リッツ

29
家計調査士が辿る消えた親族の足跡。彼らの系図を求めて渡英した彼を待っていたものは失踪事件と盗まれた手がかり。やがて彼も巻き込まれ、と言うか彼の動く先で次々と事が起きる…物語に入るのが大変だった。カタカナ名前、地名に慣れず場面が頭に浮かばなかったが、急に物語も興味も加速しだし、二転三転、犯人は誰だ!と後は一気に。過去の少女たちの恐怖と絶望が閉じ込められた物があまりにも小さく儚く、大きな秘密を全てそこに託すには罪が重すぎ、知らずに手にした者までがと、まるで呪いのようで、謎は解けたが気の毒としか言いようが無い。2018/09/14

panam1927

19
★★★☆☆2018/11/11

tom

14
アメリカには家系調査という職業があるらしい。家系をしらべるためのデータが公開されていて、ずいぶん昔までたどることができるとのこと。本当かしらとも思うのだけど、探偵小説の中に同じようなシーンがでてくることもあるから、事実なのかも(日本じゃ無理ですよね)。で、この本だけど、妻の誕生プレゼントとして依頼された家系調査が、表題通り家庭の秘密を暴き出してしまうという物語。正直なところ、少々面倒な物語の展開に、途中で退屈しながら読了。2019/03/10

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