出版社内容情報
ソフィー・ジョーダン[ソフィージョーダン]
藤峰みちか[フジミネミチカ]
内容説明
なぜ人は人を殺すのか―その謎が遺伝子レベルで解き明かされた近未来。そこは、殺人遺伝子保因者を蔑み、罪の烙印を押して排除する、静かなる狂気の世界だった!!!自分だけは過ちを犯さないと信じるまっとうな人間の傲慢さ、多様性の否定の存在…最も忌み嫌われる“殺人者”を主人公に選び、人類のありようをとらえ直して、アメリカの十代の心を掴み、衝撃的に登場したトラウマ系思春期小説の最高峰!
著者等紹介
ジョーダン,ソフィー[ジョーダン,ソフィー] [Jordan,Sophie]
高校の英語教師を経て“The Firelight”シリーズ等でNYタイムズ紙のベストセラー作家入りをはたす。現在は、家族とともにテキサス州ヒューストン在住
藤峰みちか[フジミネミチカ]
福島県会津若松市出身。獨協大学外国語学部英語学科卒。1996年より翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なえ
9
殺人遺伝子が実際あったなら、何かのキッカケで覚醒するのかなと思うと、とてもじゃない程の恐怖がありますね。それが自分ならと例えると、自分は自分を恐怖だと思うのか、そんな風にならないと思うのかな。 デイビーの感覚がまだ私と同じ感覚だったので、寄り添える感じで読めました。 二作もあるという事なので発売されるのを待ってます。2016/08/28
またの名
6
場所を選ばずそこかしこで彼氏とチュッチュし音楽の才能を恵まれた環境で伸ばす教育が確約された銀行経営者の娘として親ガチャSレア人生を送るヒロインに、突如降りかかる殺人遺伝子検査の陽性診断。陰キャが憎む羨望の生活は一転して全陰キャ及び全国民が嘲笑し厭う、事実上人権を剥奪されて監督員からの「厳しい環境だからオレが守ってあげないといけないんだなぁ(ニチャニチャ」と交渉してくるセクハラも耐えなければならない永久の隔離監視対象という身分に堕ちる。遺伝情報学が身体の運命を隈なく捕捉し社会防衛の意識が個人に優越する未来。2022/11/08
ellie
3
なんとなく、伊藤計劃さんの作品みたいなのを想像していたのだけど、思っていたよりも ずっと若い子向けっぽかった。その分読みやすく、ぐいぐいと進むのだけど 読んでいる間中 ずっと怒りでメラメラしてしまう。思いがけない方向に進んだラスト。次はどうなっちゃうわけ? 明日、本屋に行くまで待てないからKindleさんのお世話になります2017/08/18
HiyaseIyo
1
とても面白かった。後半にかけてはページをくる手がとまらない、最高。次作もあるということなので、翻訳が出るのが非常に楽しみ。2018/02/08
ウ・トポス
1
映画マイノリティ・リポートよりも、こっちのが現実味があって面白かったなぁ。親友の手のひら返したような態度や、恋人とのやり取りなんかは凄いリアルでした。YA向けなので読みやすいけれど、良いディストピア小説でした♥︎続編早く出て欲しいなぁ。2016/10/05