出版社内容情報
突如現れた、町と外界を切り離す巨大な壁。この壁の正体は? 大人たちはどこへ消えたのか? 秩序のない世界に取り残された子供たちのあいだには、しだいに力関係が生まれ、一種の階級社会ができあがっていく。終わりの見えない絶望の日々の中、サムを始めとする数名には15歳の誕生日が刻一刻と迫っていて――。彼らを待ち受けるのは“消滅”か、それとも……? 世界40カ国が熱狂。
内容説明
突如現れた、町と外界を切り離す巨大な壁。この壁の正体は?15歳以上の人間はどこへ消えたのか?秩序のない世界に取り残された子供たちのあいだには、しだいに力関係が生まれ、一種の階級社会ができあがっていく。終わりの見えない絶望の日々の中、サムを始めとする数名には15歳の誕生日が刻一刻と迫っていて―。彼らを待ち受けるのは“消滅”か、それとも…?世界20カ国が熱狂。
著者等紹介
グラント,マイケル[グラント,マイケル] [Grant,Michael]
“GONE”シリーズで知られる作家。軍人一家に育ち、幼少期から移住を繰り返して10以上の学校を転々とした。妻と二人の子供たちとともにカリフォルニアに暮らす
片桐恵理子[カタギリエリコ]
愛知県立大学文学部日本文化学科卒。カナダ6年、オーストリア1年の海外生活を経て帰国したのち、翻訳の道へ。『GONE ゴーン』が初の翻訳書籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
64
続編に向けての多くの伏線が非常に気になる。下巻に入るとさらに加速度的にマーベル作品感が増していった印象。飽きさせることのない展開が続いていく点は、アメリカでも人気がある作品であることも納得できる。解説ではドラマ化の話もあるとのこと。人間離れした能力のキャラクターが登場するアニメやドラマは腐るほどあるが、登場人物が子供だけな点や、後発的に能力が覚醒したりする点など魅力的な設定も多く面白い。シリーズものなので最後まで追っかけてみたいと思う。2019/12/10
ゆかーん
59
14歳以下の子供たちが町に取り残されてしまった話の後編。読友さんの言うとおり、大量の謎が残り消化不良となりました…。子供たちに特殊能力が備わっていることが判明した下巻。始めは戸惑ってばかりでしたが、徐々にその能力を利用して、広場に集まる仲間を制圧しようと企む、ずる賢い奴らが出始めます。サムの誕生日が刻々と迫る中、仲間同士の殺し合いも併発してしまう悲劇的な結末となった下巻…。誕生日が過ぎても町に残り続けるサムの謎、巨大な壁の謎など、まだまだ分からない部分が多いため、とりあえず続編を待ちたいと思います。2016/11/16
りょうこ
53
本来なら苦手分野の洋書+SFなのに下巻も一気読み!シリーズ2作目も手元にあるので、さっそく読みたいがこれの続きがまだ発売未定なので..登場人物がわけわからなくならないか心配。でも気になるからやっぱり読んじゃうかも〜!2017/01/09
あふもん
39
全体としてはおもしろいんだが、まだ何だか深みにはかける。求心力はあるのでもう少し読みますが…2017/08/25
きっしぃ
32
双子だった、サムとケイン。迫る15歳の誕生日。下巻は、フェイズを巡っての超能力バトルに…。これは映像化してほしいやつ!!そして、GONEは6作完結の1作目なのか…、あと10冊てこと…?全部翻訳されてないみたいなので、コツコツ読んでいこう。2019/03/23