内容説明
集団レイプ犯の個人情報をネットで公開し、ハッキング罪に問われた青年チャンス。免責を条件に政府の極秘施設にやってきた彼は同じように連れてこられた男女4人とともにあるプロジェクトに協力するよう言われる。チーム“ゼロズ”として共同生活を始めた5人だったが、奇妙なハッキングテストや何かに脅える施設の住人たち―外界と隔絶された環境のなか、どこかおかしいと気づき始め…。
著者等紹介
ウェンディグ,チャック[ウェンディグ,チャック] [Wendig,Chuck]
ペンシルベニア在住。“Miriam Black”シリーズを代表とする数々の小説をはじめ、コミックやゲーム界でも活躍する作家
入間眞[イルマシン]
早稲田大学理工学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寝猫
32
題名がカッコよくて思わず買ってしまった本笑 政府により無理やり集められ仕事させられるハッカー達。計画の後ろに見えるタイフォンという存在。 デバイスを埋め込まれ操られる人々 内容は違うものの、昔の映画「バーチャルウォーズ」をちょっと思い出しました2022/09/18
ほちょこ
25
映画化を想定して作ったなーっ!というのがバレバレな作品。ひと昔前ならAIのかわりにエイリアンだったんだろうな。宇宙人に置き換えても成り立つ。好き嫌い分かれそうだが、私には向かなかった。2018/11/04
あっちゃん
19
前半部分はハッカー達のイザコザや陰謀っぽい感じが苦手でうんざり、残り300ページもこの調子だったらどうしよう、と思ったら、後半はまるで別の話のような怒濤の展開!私好みの要素が盛り込まれ、追っかけてくるアイツはタイラント並み(笑)コレ、映画化されないかなぁ!主人公が凡才なのがそれっぽい(  ̄▽ ̄)2016/09/10
siva
16
面白かった!政府機関に拉致され監禁されたハッカーたち。「政府の仕事」をさせられるのだがその裏を探るうちに・・ 最初はよくある陰謀ものかと思いきや、どんどん違う方向に進みマトリックス風SFホラー的展開に。アクション要素もあり、近未来ハリウッドSF映画でした。続きありそうなラスト。2016/07/02
Aoki
6
好きなタイプの作品でかなり楽しめた。イマドキのネタも満載だし、懐かしの小ネタも多数。海外ドラマでも似たのは多いけど、肝心のところはちゃんと工夫されてて意外性もある。全体として良かったんだけど、グロい描写がちょっとあってその印象が残ってしまって少し残念かも。2016/04/08