内容説明
深夜3時にロス市警殺人課の警部補デッカーをたたき起こした電話。それは残虐な多重殺人を告げる第一報だった。被害者は土地開発で財をなした大富豪ガイ・カフィー。30万平米もの私有地にそびえる要塞のような豪邸で、ガイと妻、警備員2名とメイドが殺され、長男が瀕死の重体で見つかったのだ。デッカー率いる特捜班は現場から消えた警備員の行方を追うと共にガイの周囲を洗いはじめるが…。
著者等紹介
ケラーマン,フェイ[ケラーマン,フェイ] [Kellerman,Faye]
カリフォルニア州ロサンゼルスとニューメキシコ州のサンタフェに在住。夫は数々のベストセラー作で知られる作家のジョナサン・ケラーマン
高橋恭美子[タカハシクミコ]
富山県出身。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むつこ
27
お初の作家さん。アメリカのとっても有名なシリーズなのに全然知らなかった・・・警察小説というよりもたまたまお父さんの仕事が刑事さんで家族(夫婦)の会話の多い小説と感じた。2019/09/26
しましまこ
22
まさかのデッカーシリーズ!嬉しい!神さまありがとう!!と喜んだものの、お子様達が育ってる。前作から途中5作も抜けてるなんて...出版社も変わってるし、どうなったんだ?5作はどこが出してくれるんだー!!ともあれ、面白いよ。惨殺された大富豪夫婦、瀕死の長男、失踪した警備員。関係者山盛り、捜査の大変なこと!事件も面白いが、デッカーとリサは相変わらずラブラブのご様子。ハンナには驚いたが、マージにも会えて嬉しい。警察の皆が地道に事件に取り組んでて、こういうのが読みたかったんだよ!勿体無いけど止まらない。2016/02/06
み
21
何てこと!前作から5作もスキップするなんて…、シンディが結婚して刑事、息子さん達は大学生で家から出てるし、ハンナが高校生。本筋の事件より、あたしには事件だわ。下巻に進みます。2024/08/14
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
19
未だ事件動かず2016/06/28
ほちょこ
16
デッカーシリーズ、出版社も変わってついにセカンドシーズン。おそらくファーストシーズンの残りの数作で、娘や息子たちの変化があり、マージの養女にも何かがあったのだろうけど、そこは未翻訳なので、想像するのみ。デッカーも年老いたけど、相変わらず短気だし、リナもおちょっかい。2016/05/07