ハーパーBOOKS<br> ザ・ボーダー〈上〉

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ハーパーBOOKS
ザ・ボーダー〈上〉

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 文庫判/ページ数 765p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596541185
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

グアテマラの殺戮から1年。メキシコの麻薬王アダン・バレーラの死は、麻薬戦争に終結をもたらすどころか、新たな混沌と破壊を解き放っただけだった。後継者を指名する遺言が火種となり、カルテルの玉座をかけた血で血を洗う抗争が勃発したのだ。一方、ヘロイン流入が止まらぬアメリカでは、DEA局長に就任したアート・ケラーがニューヨーク市警麻薬捜査課とある極秘作戦に着手していた―。21世紀のクライムノベルの金字塔『犬の力』『ザ・カルテル』のシリーズ第3弾、完結!

著者等紹介

田口俊樹[タグチトシキ]
英米文学翻訳家。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

365
壮大な物語の締めくくりにして、上下巻それぞれ800頁くらいという、超長編。それに相応しく、どっしり緩やかに、膨大な登場人物それぞれの思惑を小出しにし、不穏な空気を膨らませながら序盤は走り出す。多くの読者が、前二作をおさらい再読して本書に臨んでいるのが、読書メーター内でも伺われる。そこまでするに足る、読書体験を提供してくれそうな感触は、上巻時点で十分ある。敢えていえば、『ザ・カルテル』のエピローグと矛盾だらけなことが悲しい。エバと息子二人に関する言及も一切なく"なかったこと"になっているのか、判断に苦しむ。2019/08/11

三代目 びあだいまおう

300
上巻だけで750頁強、しかも1頁に18行と文字もびっしり。つまり普通の文庫本軽く3冊分をかけて物語の半分を終えた。強大な悪に立ち向かう話は割と読んできたがこれはスケールがとびきりデカイ!そしてリアリティーが濃い!ヘロイン流入量が増え、過剰摂取で数多の死者を出す麻薬問題!果てしなくマネーと権力が絡み合う麻薬戦争は、超大物麻薬王の死により激しい主権の奪い合いに。新たな混沌と破壊、疑心暗鬼の極致に、麻薬捜査チームはどんな作戦を?老若男女、人種、立場、法律等あらゆるボーダーを越えた戦いが下巻でどう動くのか‼️🙇2019/10/22

みも

220
時に、感動とは隔絶した次元で茫然自失する事がある。圧倒されるとでも言おうか…つまり僕は、その作品を掌握し切れていない。本著は正にそんな作品。麻薬戦争三部作の完結編。メキシコの麻薬カルテルの実情など毛程も知らない僕でさえ、ここに記された内容は虚構でも誇張でもないと感じるに足る。その圧倒的なリアリティは読者のニヒリズムが入る余地もなく、ただ、知らしめる。ケラーとアダンにフォーカスした前2作とは趣を異にし、人物の頻出、事象の濫出にやや錯雑さも見られるが、それらを補って余りある登場人物の深掘りが作品を重厚にする。2021/05/27

Tetchy

189
「死せる孔明生ける仲達を走らす」という言葉を想起させるかのようにアダン・バレーラは死後もアート・ケラーを奔らせる。アダンいう巨大な存在を喪ったメキシコのカルテルはポスト・バレーラの座を勝ち取るべく、戦国の世に陥った。だが今回ケラーが戦う舞台はメキシコではない。アメリカという病理との戦いがこのサーガの最終幕なのだ。子供だった頃、麻薬という言葉を初めて聞いた時、恐ろしさ故てっきり「魔薬」と書くものだと思っていた。米国が参戦した最も長い戦争は麻薬戦争とのこと。50年も経ち、今なお続いている。私が生まれる前から。2020/03/26

遥かなる想い

163
2020年このミス海外第3位。 アメリカ・メキシコを舞台にした麻薬戦争三部作の最終作品である。 社会に巣食う 麻薬の怖さと それと戦うケラーたちの日々…上巻では 麻薬王アダン・バレーラ亡き後の 組織の後継をめぐる争いを 中心に 混乱した規律を丹念に描く。2020/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13988056
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品