内容説明
遊園地で働く青年ハードリーはある日、煙草の火傷痕の残る幼い姉弟を見かける。行きがかり上、虐待を通報するも当局に相手にされなかった彼は、証拠を掴むため素人探偵まがいの調査を開始する。見えてきたのは裕福なのに荒れ果てた家と、弁護士の父親の背後にちらつく麻薬組織の影。23年間、面倒を避け気ままに生きてきたハードリーは、幼い命を救うため人生で初めて壮大な賭けを仕掛けるが…。
著者等紹介
バーニー,ルー[バーニー,ルー] [Berney,Lou]
CWA賞イアン・フレミング・スチール・ダガー賞に輝いた『11月に去りし者』(ハーパーBOOKS)、MWA賞最優秀ペーパーバック賞受賞の“The Long and Faraway Gone”をはじめ、これまでに4作の長編小説を上梓。短編小説ではプッシュカート賞を受賞している
加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
愛媛県生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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