内容説明
令嬢の葵衣は、突如現れた極道の貴臣に、自分たちは家同士の決めた婚約者だと告げられる。戸惑う葵衣だが、貴臣の屋敷で祖父の代の“ある約束”を知り、跡継ぎを産めという彼の要求を受け入れる。「おまえは俺だけを見ていろ」―この関係に愛はないと覚悟していたはずなのに、毎晩求めてくる貴臣に予想外に甘く蕩かされ、彼の濃密な熱情に溺れていき…。
著者等紹介
沖田弥子[オキタヤコ]
山形県出身。2019年『みちのく銀山温泉 あやかしお宿の若女将になりました』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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