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内容説明
若くして重い病におかされたゾーイにとって、治療の支援基金を創設したギリシア大富豪ヴァッソは命の恩人だった。火事で両親と住む家を失い、退院後の行くあてがない彼女に、ギリシアにあるヴァッソの基金で働かないかと誘いがかかる。実業家として有能で、思いやり深いうえにハンサムなヴァッソに、ゾーイは胸の高鳴りをおぼえずにはいられなかった。でも、またいつ病が再発するかもわからない私が、同じ病で父親を亡くした彼を愛していいはずがない。もしものことがあったら、お互いつらい思いをすることになるから。厳しい現実に打ちのめされ、ゾーイは身を引く決心をするが…。
著者等紹介
ウインターズ,レベッカ[ウインターズ,レベッカ] [Winters,Rebecca]
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。