内容説明
反逆者の父のせいですべてを失った公爵令嬢アルシア。貧しさにあえぎながら酒場で働く日々の中、ある男性が現れる。2メートル近い長身、長い黒髪、不埒な者に即鉄槌を下す荒々しさで“野獣”と恐れられるビーストは、黒曜石のような瞳をひたと据え、突然彼女に提案した。所有する娼館の女性達に淑女教育を施してほしいと。驚きつつもアルシアは答えた―「それなら、私には誘惑の作法を教えて」。
著者等紹介
ヒース,ロレイン[ヒース,ロレイン] [Heath,Lorraine]
イギリス、ハートフォードシャー生まれ。作家になるのが長年の夢で、テキサスの大学を卒業後、マニュアル本やプレスリリースのライターといった職を経て、念願の小説家デビューを果たす。USAトゥデイやNYタイムズ紙のベストセラーリストにたびたび登場し、受賞歴も多数
さとう史緒[サトウシオ]
成蹊大学文学部英米文学科卒。企業にて社長秘書等を務めたのち、翻訳の道へ。小説からビジネス書、アーティストのファンブックまで、幅広いジャンルの翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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