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内容説明
レイフは豪華な会場で、大勢の花嫁候補たちを紹介され辟易していた。運命の相手と出会ったとき、その身を“炎”に包まれる―そんなダンテ家の伝説などレイフは信じていなかった。事故死した妻に対しても“炎”は感じなかったし、再婚する気もない。弟の入れ知恵どおり、偽りの婚約者を仕立て上げてお茶を濁そうか…。そのとき、後ろで立ち働いていたウエイトレスがトレイをひっくり返し、グラスが派手な音をたてて割れた。シャンパンが飛び散る。その場で解雇されうなだれる彼女に尋ねると、金に困っているという。レイフは気の毒に思い、彼女に婚約者役として雇いたいと申し出た。優雅な妖精のように美しい彼女と話すうち、キスしたくなったレイフがそれを実行に移した瞬間…思いもよらない感覚が二人を襲った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
日夏
9
切なかった。砂時計の砂が落ちてくように別れの時が迫る。それは彼女が善良だから。キュンキュン通り越して苦しくなる。彼の贈った指輪の名前は”生涯にただ一度”。ふたりにぴったりです。それにしてもヒーロー、ダンテ一の美貌&頭脳という割に残念くんな言動多数。かと思うとパラ並の独占欲と所有欲丸出しでw炎の力恐るべし。先の見えるテンプレは安定感。どの子も皆、炎を信じない男子と素直に受け入れる女子です。あ、ニコロは別♪今作はルークの弟「レイフ、炎の伴侶得る」編。2016/11/30
Mari
0
★★2012/02/27
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