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内容説明
シドニーで過ごす最後の夜、ダンサーのスターは友人に誘われ、地上五十階のビルの屋上で繰り広げられるパーティに参加していた。本当なら今頃、恋人とダンスカンパニーを立ち上げているはずだった。だが彼に裏切られ、資金のためにと使った全財産を失った。しかも根回しをされたので、新天地メルボルンにも仕事の当てはない。スターは半ばやけになって、一人シャンパンをあおっていた。だから、スーツ姿のゴージャスな男が声をかけてきたときも、そっけなく応じた。私はゲームをする気はない、と。「私が興味があるのは、メルボルンに仕事があるかということだけ」すると彼はセクシーに微笑んだ。「それなら僕の個人秘書になればいい」。
著者等紹介
マーシュ,ニコラ[マーシュ,ニコラ][Marsh,Nicola]
現在は夫とメルボルンの郊外に在住。執筆以外の時間は理学療法士として働き、体の不自由な人々の社会復帰を支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mari
0
★★2012/01/21
沙月
0
ヒロイン、ほとんど自暴自棄?と思えるくらい、刹那主義的。ヒーローは処置なし系。ロマンス小説の大半が【いやよいやよのヒロインをヒーローが誘惑する】というパターンですが、これは逆バージョン。物語のはじめこそヒロインの弱みに付け込んでますが、話の大半は仕事上だけの関係にとどめようとするヒーローと、どうすれば誘惑できるかと考えているようなヒロインの攻防戦。混乱したヒーローの暴言にヒロイン激怒!となった辺り(<って、ほとんど山場だし;;)から話が面白くなりますが、そこに行き着くまでは大して面白いと思えなかった。2011/05/14
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