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内容説明
幼くして事故で父を失い、母と二人きりになってからというもの、ジェニファーは孤独と闘いつづけてきた。そんな彼女の心に、ある日チャドと名乗る人物が語りかけてくる。奇妙にも、チャドとはテレパシーで会話ができるらしく、もちろん周囲の人に打ち明けたところで、誰も信じてはくれない。ジェニファーは“目に見えない友達”との関係をひそかに育み、いつしかチャドは、かけがえのない存在となった。そうして十数年の歳月が流れた頃、彼がある事件に巻き込まれたことで、ついに二人が顔を合わせるときがやってくる。長年、いくどとなく思い浮かべてきたチャドの姿―その姿を目にして彼の正体を知った瞬間、ジェニファーは言葉を失った。ハートフルなストーリーで人気のアネット・ブロードリックの、未邦訳となっていた作品。離れていても意思の疎通がはかれるという、不思議な男女の切ない愛の形。
著者等紹介
ブロードリック,アネット[ブロードリック,アネット][Broadrick,Annette]
シルエット・シリーズを代表する作家。ミズーリ州オザーク湖畔でロマンス小説を執筆。’84年のデビュー以来、ロマンティックタイムズ誌で数多くの賞を獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
16
@積読解消。ヒロインとヒーローはテレパシーで会話できる、という設定がどうにも受け入れられず、挫折。もともとロマンス小説にこの手のものを求めていないし、それを乗り越えるほどの引き込まれるような魅力を感じられなかった。好きな作家さんだけにがっかり感が増す。2020/08/07
沙月
1
正体不明のヒーローが予想通りの人物で笑えた。しかし、縛られるか何かして身動き取れない絶体絶命の危機にいるのかと思いきや、ヒロインたちを悠々とお出迎えするヒーローの状況に、思わず「自力で何とかしたらどーだ!」と。サスペンスじみた物語の始まりだからとそっち系の展開を期待すると肩透かし喰らいます。ヒーローのお馬鹿さ加減にはハリセン必須w 押せ押せヒロインには「押してばかりいないで引いてみろ?」とこっそりアドバイスしたくなりましたがw2011/03/14
コロネ
1
ヒーローとヒロインは実際には会わずに何年もテレパシーで会話していたという、ちょっと変わった見守り系。深い絆で結ばれた、お互いの人生に無くてはならない二人なので一緒になるのも自然に思えました。2011/02/14
満月-ya
0
★★★☆☆2011/02/12
Mari
0
★★2011/12/25