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内容説明
二カ月前、バレリーは愛する夫を残し、家を飛び出した。夫デブリンに愛されていないことは始めからわかっていた。デブリンは、従順でおとなしい妻が欲しかっただけ。そして、バレリーの父が経営するメディア企業と接点を持ち、一族の映画会社を発展させたかっただけだと。それでも、そばにいられればとプロポーズを受けたのだが、叶わぬ思いに苦しみ続け、我慢が限界に達したのだ。以来、夫からは音沙汰がなく、近況は新聞や雑誌を通して知っている。本当にこのままでいいのだろうか…彼に愛されたいんでしょう?内気なバレリーの胸に、いまひそかな決意が芽生えつつあった。
著者等紹介
チャイルド,モーリーン[チャイルド,モーリーン][Child,Maureen]
夫と子ども二人とともに南カリフォルニアに暮らす。ウォールデンブックスのベストセラーリストに登場歴を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
これまた時々読み返したくなるHQです。縁あって好きになって結婚したんだからがんばる!な女子が愛しい。若いころはHQをバカにして手にも取らなかったんですが、前向きに「幸せ」を描く娯楽はもっと尊敬されてもいいと思います。世の中は男子の娯楽には甘く、女子の娯楽(宝塚もそうなのかな)は軽視する傾向があると思う。胸を張って読んでもいいと思うなあ。2017/03/03
Momonga
5
★★★2017/01/28
たまきら
2
なかなか面白い設定です。プロローグが気が利いてる。前向きヒロインとこまった頑固なだんなさんです。美人、積極的、愛情たっぷりでごはんもンマイ。男子が女子に求めるものって本当にシンプルでむっとするけど、惚れた弱みですよね。でもね、男子諸君、女子の愛が切れたら大変なことになるのよ。2014/10/01
ちゃろ
1
⭐⭐⭐ヒーローが頑なに愛を信じないのでイラッ。ヒロインは大人。最後があっけなかったな。2014/05/12
ぽしょ
1
この嫁は口の割に我慢が足りなくないか…。あきらめ早っ!2011/08/26