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内容説明
“クウェント・ヤービーを捜し出して”それが、先日亡くなった友人がレベッカに託した遺言だ。クウェント・ヤービーは、友人が遺した子供ジョシュの伯父で、ジョシュにとって唯一の身内なのだという。居場所を調べあげたレベッカは、さっそくクウェントに会いに行くが、待ち受けていたのはセクシーで馴れ馴れしい、レベッカが最も苦手とするタイプの男だった。早く話を済ませようと、レベッカは一通りの説明をしてから、ジョシュを養子にもらえないかと提案する。甥には関心がなさそうだし賛成してくれるだろう―そんな予想に反し、彼はレベッカの体を値踏みするように眺め、意外な条件を持ちかけてきた。
著者等紹介
バートン,ビバリー[バートン,ビバリー][Barton,Beverly]
九歳のときに初めて物語を書いた。それ以来、小説、詩、脚本と、学生時代を通じて創作活動に親しむ。結婚し、二人の子供を産んでから専業主婦となっていたが、執筆活動に復帰してからはアメリカ・ロマンス作家協会に加入し、大いなる貢献をする。1990年のデビュー以来、五十作以上の作品を発表し、マギー賞や全米読者選賞など数々の賞を受賞。とりわけ百戦錬磨のボディガードを主人公にした出世作『狼たちの休息』シリーズは新作が出るたびに各メディアから賛辞を受ける人気連作。ウォールデンブックスやUSAトゥデイ紙のベストセラー・リストの常連である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
26
先にjetさんのコミックを読んだので、小説の表紙より数段男くさいヒーローを想像してしまう。(でもあまりにもゴツい男性は苦手なの)亡くなった友人の息子を養子にする為彼の伯父に会いに行き、お固く上品なヒロインと休職中の警官であるヒーローが出会う。普段読んでいるこの作家さんの分厚い本と比べるとちょっと内容が薄い。でもマッチョマンがヒロインに対して優しい気遣いをみせるのは好き。ゴツい見かけに反して実は包容力があって思いやり溢れる男性だなんて、素敵。メル・ギブソンとクリント・イーストウッドを足したようなタイプって!2016/06/08
akiyuki_1717
1
DVを受けていた友人を自宅にかくまっていたが、夫に見つかり刺殺され、友人の遺言で息子の伯父を探して欲しいと頼まれる。見つけてみると馴れ馴れしくて、嫌いなタイプの上、甥を気に掛ける様子もなく、憤慨するが、身の危険があると分かると彼女のことも親身になり守ってくれるように・・・内容は悪くなかったが、ビバリーの作品としては残念だった。2013/10/05