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内容説明
エマに異母兄がいるというニュースに、サバンナは愕然とした。エマは亡き姉の娘で、サバンナにとって我が子も同然の存在だ。その異母兄とやらは、エマを引き取るつもりなのだろうか。後日、サバンナの不安は的中した。エマに会いに現れたジェイク・ストーンは、ひとまず一ヵ月のあいだ、彼女をテキサスにある家に連れ帰るという。予想外だったのは、サバンナも一緒にと彼が提案したことだ。確かにエマに家族を知る機会は与えたいし、姪と離れたくもない。だけど…なぜだろう?ジェイクの目を見ていると、とても危険な提案に思えてくるのは。
著者等紹介
マコーリィ,バーバラ[マコーリィ,バーバラ][McCauley,Barbara]
これまでにシルエット・シリーズから二十冊以上の作品を出し、そのすべてがウォールデン・ロマンス・ベストセラーリストに載っている。RITA賞候補作にも六度選出された。夫と南カリフォルニアに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
11
ヒーロー義母に対して複雑な思いを持った。悪い人じゃないけどあまりにも利己的。夫が浮気をし自分と離婚しようとしている、でも自分は夫を愛している。なんとかして阻止したい。その気持ちは分かる。でもヒロイン姉を追い払おうとしてついた嘘がひどい。彼女は黙って姿を消した。夫の心が離れてしまっているのを分かっていて結婚を続けるのも勇気がいるだろうに。誰も幸せになれないのに。孤独で苦労ばかりなのに牧場を維持しようとするヒーローの奮闘に拍手。借金返済が迫っているのに幼い妹が可愛がっていた牛を買い戻す彼の優しさにやられる。2015/02/24
mum0031
3
小学校教師のサバンナと、牧場主のジェイク。 亡き姉の娘エマを、育てるサバンナに 突然弁護士からエマの異母兄の存在を、知らされる。 父親の愛人の子でも、妹として認め絆を求める兄妹。 遺産が絡むと、揉めるのが普通だけど 。2017/12/29