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内容説明
「君が必要なんだ、アリー」ひそかに憧れていたボスのマークからそう言われ、アリーはまさかと思いながらも、天にものぼる心地になった。だが、次の瞬間、期待は音をたてて崩れた。マークは、先日生後十一カ月の姪を引き取ったが、その世話をぜひともアリーに頼みたいのだという。君の秘書としての仕事ぶりは知っているから、きっといい母親役になってくれると思う、と。アリーは複雑な心境のまま、しぶしぶ彼の家に住み込むことに同意した。だが、アリーは想像もしなかった―マークもまた、ひそかにアリーに惹かれていることなど。
著者等紹介
ジャクソン,ブレンダ[ジャクソン,ブレンダ][Jackson,Brenda]
ロマンス小説の各賞をたびたび受賞した経歴を持つ。現在は大手保険会社の管理部門で働きながら執筆を続けている。フロリダ州ジャクソンビル在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
シリーズ三作目。シリーズ物にしては登場人物も抑えられていて、前後作の主人公達も上手く登場させていて良かった。純真で真面目で愛情深いヒロインで、押し付けがましくないところも好感を持てた。ヒーローは優しさを隠しきれない頑固者だけれど、罵ったり意地悪をすることもなく、過去のせいで愛を捨てた理由も納得できた。ヒーローの姪の行動をもっと描いて欲しかったけど、シリーズのミステリーを盛り込むために削られたのかな。ヒロイン妹の恋愛もサラリと上乗せさせてるけれど、しつこくもなく、上手な作家さんだと感心しました。2017/03/02