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内容説明
デーナは若き上院議員。彼女が次の選挙にも出馬するのか、最近、町はこの話題で持ちきりだ。今も同窓会の会場で、デーナは人々の好奇の目にさらされていた。誰もが彼女を遠巻きにするなか、まっすぐ近づいてくる人影に、デーナは目を奪われた。サム・レミントン。愛につたなかった少年の日の面影は消え、時を経た今、彼は危険な香り漂う大人の男となって戻ってきた。そして、挑むような目をして、手を差し伸べている。デーナはその手に手を重ね、ゆっくりとダンスフロアに踏み出した。私は彼と話す機会を十五年間待っていたのだ…。
著者等紹介
クロスビー,スーザン[クロスビー,スーザン][Crosby,Susan]
作品がベストセラーリストに度々登場する実力派作家。夫と二人の成人した息子がおり、カリフォルニアのセントラルヴァリーに住んでいる。七年半かかって大学を卒業し、数年前に英語の学士号を取った。シンクロナイズドスイミングのインストラクター、おもちゃ会社の面接官、トラック会社の管理者として働いた経験を持つ。長年、地元のコミュニティシアターの裏方をつとめる
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感想・レビュー
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糸車
23
サムが給料をはたいて手に入れた古い能面「増女」「平太」に興味を持ち、能面について分かりやすく書かれている本を図書館で借りてしまった。上院議員の未亡人として、今は自身が上院議員として活躍しているデーナと苦労の末、警備調査探偵事務所経営者になったサム。小学校から高校まで成績を競い合い、密かに心を通わせていたけれど成就しなかった初恋。なにもなかったからこそ時を経て思いは深くなるかもしれない。(わたしにも覚えが)同窓生にイライラさせられたので家政婦ヒルダの忠義心に救われた。表紙の女性、痩せすぎ。腕が小枝みたい。2017/07/11