- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
「新型コロナはコウモリ由来で自然変異のウイルスである」。WHOは2021年の調査でそう結論づけた。だが実際は多くの事象が「武漢研究所からの流出」の可能性を示唆し、権威ある研究者の中にもそれを論じる者は少なくない。ウイルスの本当の起源はどこなのか。流出説はなぜ陰謀論として切り捨てられたのか。取材を通じて見えてきたのは、「研究所由来」に寄った論文が検閲され、公正なはずの調査団が骨抜きになり、議論が封じ込められてきた事実。そして中国共産党の世界戦略、米政権の対立構造が複雑に絡み合った権力者たちのパワーゲームだった―。未曾有のパンデミックの裏側で起きていた出来事を、多角的に徹底検証!
目次
廖大文(リウ・ダイモン)
勇気ある告発者たち
広まる知らせ
混乱の武漢
春節
武漢行き最後の列車
まとまらないホワイトハウス
透明性
市場のパニックを避けよ
ポンペオ〔ほか〕
著者等紹介
マークソン,シャーリ[マークソン,シャーリ] [Markson,Sharri]
『オーストラリアン』紙の調査報道記者にして、スカイニュース・オーストラリアでホスト番組を持つ人気キャスター。2020年に始まったパンデミック以降、新型コロナウイルスの起源に関する報道を最前線で行ってきた。過去には『デイリー・テレグラフ』紙、『オーストラリアン』紙、『クレオ』誌などのエディター職も歴任し、『サンデー・テレグラフ』紙では政治記者とチーフを務めた。オーストラリア報道界で最も権威あるウォークリー賞に2回輝いたほか、ケネディ賞を4度受賞(年間最優秀ジャーナリスト、年間最優秀政治記者、年間最優秀スクープ、年間最優秀コラムニスト)。夫、子どもとともにシドニー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coldsurgeon
Keikoh
レティクル座に希望を見出だすCES
Kazuo Ebihara