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内容説明
スイスの寄宿学校を卒業したレクサは、2年ぶりに家族が待つロンドン郊外の屋敷に戻ってきた。数年前に母を亡くした今となっては、義父とも義兄たちの誰とも、血のつながりはない。それでも大好きな皆に会えるのをレクサは心待ちにしていた―何より、ひそかに慕っていた長兄ジェースとの再会を。実業家として成功したジェースはさらに大人の魅力を増していて、彼を前にしてレクサの胸は高鳴り、頬はおのずと赤らんだ。もちろんそのときは知る由もなかった。淡いこの恋心が、家族の絆を壊してしまうほど辛く悲しい愛の始まりだったとは。
著者等紹介
レイク,パトリシア[レイク,パトリシア] [Lake,Patricia]
ハーレクインの黎明期を支えた作家。港町リバプールで生まれた。イギリスの古典文学を愛し、早くからエッセイなどを執筆。美術学校を出て、訪れたヨークシャーの田園風景に魅せられて定住。作家活動に入った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
25
痴話喧嘩に人を巻き込む面倒くさいヒーロー弟カップルにイラっ。自分たちできちんと落とし前をつけなさい。大人ぶった言動をとっているつもりなのにヒロインを前にすると激情にかられ行動してはっと我に帰り、結果としてヒロインが傷つくような暴言を吐くヒーローにもイライラ。ヒロインを大切に思い、自分の気持ちを押し付けず、こちらを向いてくれるのをじっと待ち続けたザックの方が何倍もいい男だと思うんだけどなあ。2018/08/25
糸車
21
再読。と言うか、一旦ドナドナしてからふと思い出し、わざわざまた買い直してしまった。内容を覚えていなかった、という時点でつまらなかったんだと気づけば良いのに。他の読み友さんたちの感想も概ね似たようなもの。親の再婚で義理の兄妹になったヒーローとヒロインがヒーロー弟の面倒くさい恋愛に巻き込まれ、行動に一貫性のないヒーローがヒロインを振り回す構図。再読しても一番良い印象を残したのはヒロインを一途に思いながらも無理強いせず友人でいてくれたザック。2022/02/24
きき
5
思いを隠してヒロインの成長を見守るなら分かるけど、気持ち掻き乱すような誘惑何度もしては突き放すの連続でヒロイン可哀想だった。エバの意味の無い嘘も無理矢理ライバルキャラ作りたかっただけのような気がしてシラけた。2016/03/23
たまきら
3
母を失い、義理の父・兄の下に寄宿学校から戻るヒロイン。彼女は長兄を愛していて…という設定。お兄さんも彼女が好きなのにぐるぐるぐるぐる…。あ~じれったい!な設定でした。2014/06/30
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