内容説明
アイリーンは、女嫌いで『氷雪の君』の異名を持つ大国の王太子シリルと政略結婚することになった。シリルの態度は確かにそっけなかったが、夜が来るたびに優しく触れられ、熱い雄芯で奥を突き上げられれば、我を忘れるほどに乱されてしまう。心を通い合わすことはできたものの、隣国がアイリーンの故国を侵略しようと不穏な動きをし始めて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
10
内容はいいのに絵が好みじゃなくて残念。あるトラウマから女嫌いの王太子と、やはりある理由から痛みと馬が駄目な王女の政略結婚もの。ヒーロー女嫌いが高じすぎて初対面のヒロインに不本意な結婚だなぁと言っちゃうし、ヒロインはそんなヒーローと夫婦より友達になれたらいいなぁという感じで、どっちも現実的な夫婦が思いがけず愛し合っちゃう系だったかな。双方トラウマ持ちで、どちらにも同情できるだけに、しっかり愛し合って結ばれてくれてよかったと思うばかり。ヒロインも守られるばかりじゃないのがまたいいね。2021/03/24
龍漸 朔都
7
こんな王道恋愛系物語は、ちょっと憧れの展開なんだよなぁ。2021/12/12
ナナイロ
5
電子版。ヒーローの態度が最初悪くてどうなることかとハラハラしたけど、ヒロインの明るい性格のおかげでうまくいってよかった!少しずつ距離を縮めてゆくあたりがとても好感が持てた。ヒロインもしっかりを自分の足で立てる素敵な女性だった。2021/05/12
よむよむ
4
★★★★☆ヒロインが真面目で一途で機知に富んでて愛情深くて、と魅力たっぷりで好き。諦めずにヒーローに歩み寄ろうとするのが偉い。殿下はトラウマにより未経験だったけど周りに知識を授けられてて良かったね。元が元だっただけに愛に気づいてからの反動がすごい。殿下の愛情表現、良かったなー。普段の態度の変化も良かったけど閨ではさらにすごいことになって…。2021/08/07