出版社内容情報
ホリーは作家ジェイムズの秘書になれて幸せだった。
ところがジェイムズの美しい妻ときたら、
度々街に出かけてはほかの男に愛想を振りまいているらしく、
今日も3週間ぶりに夫の弟ザックと恋人きどりで帰宅した。
ホリーが驚いてザックを見ると、彼は一笑に付して言った。
「きみとぼくで、“愛の罠”を仕掛けないか?」
本当は愛し合っているジェイムズ夫妻の目を覚ますため、
熱々の恋人同士を演じて二人を刺激しようというのだ。
ホリーは、罠を仕掛けられているのが自分だとは気づきもせず、
ジェイムズのためならと、無邪気にうなずいたが――。
内容説明
ホリーは作家ジェイムズの秘書になれて幸せだった。ところがジェイムズの美しい妻ときたら、度々街に出かけてはほかの男に愛想を振りまいているらしく、今日も3週間ぶりに夫の弟ザックと恋人きどりで帰宅した。ホリーが驚いてザックを見ると、彼は一笑に付して言った。「きみとぼくで、“愛の罠”を仕掛けないか?」本当は愛し合っているジェイムズ夫妻の目を覚ますため、熱々の恋人同士を演じて二人を刺激しようというのだ。ホリーは、罠を仕掛けられているのが自分だとは気づきもせず、ジェイムズのためならと、無邪気にうなずいたが―。
著者等紹介
モーティマー,キャロル[モーティマー,キャロル] [Mortimer,Carole]
1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に150冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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