内容説明
あの名歌・名唱「愛の讃歌」は、このふたりの恋から生まれた!20世紀を代表するフランスの歌姫エディット・ピアフと、ミドル級世界チャンピオンにして英雄的ボクサー、マルセル・セルダン。その激しい不倫の恋は、セルダンの飛行機事故死という悲劇によって終止符をうつ。初公開の往復書簡集によって、今、伝説の恋の真実、真実の愛が明かされる。
著者等紹介
ピアフ,エディット[ピアフ,エディット][Piaf,Edith]
1915~63。フランスのシャンソン歌手、作詞家。大道芸人の娘としてパリで生まれ、9歳頃から街路で歌い始める。17歳で女児を出産、2年後、その娘を失った1935年に「ラ・モーム・ピアフ」の芸名でデビュー。以後、20世紀の歌姫として国際的名声を確立するが、私的生涯は自動車事故、麻薬中毒、恋多き女としてのスキャンダルなど、激しく波乱に満ちていた。「バラ色の人生」と「愛の讃歌」など数多くの名歌・名唱がある。また、モンタン、アズナヴール、ムスタキなど多くの才能を発見し育てた
セルダン,マルセル[セルダン,マルセル][Cerdan,Marcel]
1916~49。フランスの伝説的プロボクサー。アルジェリアのシディ・ベル・アベ生まれ。1933年にプロボクサーになり、37年フランスに渡る。38年にウェルター級のフランス・チャンピオンとなり、翌年にはヨーロッパ・チャンピオンに。43年、マリネット・ロペスと結婚、同年、長男誕生。48年9月21日、ニューヨークでトニー・ゼールを12ラウンドでKO、ミドル級世界チャンピオンに登りつめる。名実ともにフランスの国民的英雄となった。49年、飛行機事故で急逝
大野修平[オオノシュウヘイ]
1952年東京生まれ。立教大学フランス文学科卒。シャンソン評論家。78年のジルベール・ベコーの日本公演の通訳を皮切りに、ジャクリーヌ・フランソワ(80年)、シャルル・アズナヴール(91年)、シルヴィ・ヴァルタン(92年)、ジョルジュ・ムスタキ(99年)などの日本公演の通訳を務める。現在、執筆、講演、レクチャーなどで旺盛にフランス音楽・文化を紹介し、ユニークな批評活動を積極的に展開している。“Webサ・ガーズ”で情報発信中
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