内容説明
修道院で暮らすディアーヌは支援してくれていた男性の見舞いに行くが、その正体は一度だけ会ったことのある皇帝ヴィクトワールだった!病はディアーヌを呼び出す口実で、そのまま求婚されてしまう。「きみがこんなに感じてくれて嬉しいよ」流されるままに結婚を承諾したけれど、ヴィクトワールには縁談相手が不幸になるという噂があって―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
4
両親を亡くし叔父夫婦に家を乗っ取られた上、修道院に入れられたヒロイン。厳しい院長への反発心もあり逃げだそうとしたところをヒーローと遭遇。以来ずっと文通することに。境遇のせいかとにかく淡々としているヒロイン、でもその思考能力は縦横無尽で斜め上。おかげでヒーローが抱えていた問題も解決するけど、確かにこれは手綱をつけておける性質じゃないなぁとヒーローにちと同情してしまった。まぁヒーローもやや詰めが甘いところがあったし、ちょうどいいふたりなのかな。2021/01/20
sleep
2
皇帝陛下の言葉足らずでヒロインが可哀想な感じはありましたが、、結ばれて良かったです。濡れ場をもう少し減らして削られてしまった文通のエピソードが読みたいと思ってしまった強欲な私です。2024/02/28