内容説明
祖父の紹介で軍人侯爵ラウルと結婚したセレスティア。一目会ったときから好きになった彼の妻になれて幸せいっぱいだったが、夜会で知り合った貴婦人に自分たちはまだ本当の夫婦として結ばれていないことを教えられる。「どんな恥ずかしいことも耐えると言ったでしょう?」思いつめてラウルの寝室を訪れるも、甘く優しい愛撫に意識を失ってしまい!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
4
病気だった母と田舎で暮らしていたヒロイン。母が亡くなり継母と父が暮らす家に引き取られ、祖父の紹介で年上の軍人侯爵と婚約。で侯爵夫人になるけど年の差だしヒロイン田舎からぽっと出だしで周囲の評判は低い。唯一仲良くしてくれる伯爵夫人は公爵の愛人だけど、彼女が普通にいいひとで純真無垢なヒロインにいろいろ手練手管を仕込んでくれる。書く人が書いたらラブコメ一直線な内容だけどこの作者様だからお堅い雰囲気は崩れなかった。しかしヒーローの部下はずっとツンケンしていたな。一回くらいデレてもよかったのにね(笑)2020/10/21
れーち
3
★★☆☆☆2020/11/11