出版社内容情報
(ヴァニラ文庫ミエル)
内容説明
大学時代の失恋以来、イイ女になるため自分を磨いてきた暁姫が取引先に紹介されたお見合い相手は、失恋の元凶でもある元カレの貴哉!大手商社の後継となった貴哉は、暁姫に気付かない様子だったがそれは巧妙なワナだった!?「駄目です。ちゃんと言葉で求めて」ずっと忘れられなかった彼に過去の行き違いを謝られ甘くとろとろにされちゃって!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっきぃ
13
大学のときに元彼に遊びだと言われているのを聞いて元彼から逃げた暁姫。悔しさから女を磨いて仕事に邁進する8年後、取引先の人から言われたお見合いに行くと相手はまさかの元彼貴哉。暁姫に執着する貴哉は良かったけど、寝ている暁姫に気づかれずに…っていうのは無理があるような?二人の誤解がわりとあっさり解け、やばい女がやばすぎるのにぜんぜん気づかない暁姫にちょっと物足りなさも感じつつ、丸く収まってよかった。面白かったけど、なんか少し物足りない気もする。2023/09/12
おもち
7
最後もう少し先まで読みたかったし、ヒロインの会社の周囲の人からの謝罪がほしかった! 我慢強いヒロインだと思った。2020/12/18
かける
5
学生時代の彼が遊びで付き合ってると言ってるのを聞き、一方的に別れる。取引先に設定されたお見合いに行くと元彼のヒーローがいて…。ヒーローへの思いがあるため、悪女になりきれないヒロインが何とも。全体的に会話よりも身体の方に流れていくのが残念。当て馬は狡猾に動いてヒロイン孤立させていくのは秀逸、他の方も言ってるが違う方向に使えばいいのに。ただヒロインへの嫌がらせで自分達の仕事、引いては自社を貶めてることになるのに気づかないのかが不思議。2023/07/12