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内容説明
ケイトの祖母が亡くなった。遺言によれば、彼女の古い屋敷をケイトに相続させるという。ただし、特別な条件付きで。その文言を目にしたケイトは、驚きあきれると同時にある計画を思いついた。ディランならきっと助けてくれるわ。そしてあわよくば、彼と…。ケイトはさっそく彼の会社へ赴いた。ディランにとって、ケイトは幼なじみのかわいい妹。ノーと言えずに彼女の頼み事を引き受けて何度痛い目をみたことか。「一年間だけ私の夫になってほしいの」ディランは一瞬、固まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
13
ヒロインは、祖母の屋敷の相続条件「結婚してその敷地に住むこと」を叶えるために、幼なじみのヒーローに結婚してくれるよう頼む。本音は、財産のことなどどうでもよく、自分のことを子供扱いして恋愛対象と見てくれないヒーローとの仲を、一歩近づけるため。現実世界では聞いたことないけど、ハーレクインではよくある期間限定の結婚もの。2023/04/15
はっつん
1
たった2歳の歳の差を気にするなんて…って、最初は思ったけど、その根底には、家柄の違いを気にして、自分とは釣り合わないとおもってヒロインへの気持ちを無視しようとするヒーロー。他の作者だったら、イライラする展開だけど、この作者は不思議とならないんだな…外泊したのに、なんで気にしてくれないんだろう…と悩み、ヒロインは聞いてはいけないと悩み、お互いのすれ違いが程よくて、いい感じ。最後にヒロインがどこに外泊？っ聞いた時の嬉しそうなヒーロー。ほんと、和むお話でした。2016/02/01
akiyuki_1717
0
幼馴染にずっと心を寄せていて、妹にしか見られない現状を何とかしようと策を練る、ありがちなストーリなのに、結構ほのぼのと読み切れた。2013/05/10
