シルエット・ロマンス 恋の危険な罠―マリッジ・メイカーズ〈２〉

リンツ，キャシー【作】〈Ｌｉｎｚ，Ｃａｔｈｉｅ〉/卯月 薫【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2004/03発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596410825
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

三年前、心のすべてを捧げたライアンと別れて以来、コートニーは穏やかな生活を築こうと決意し、努力してきた。今は銀行に勤め、堅物の男性とデートしている。だが、地味なスーツに隠された彼女の情熱は、ひそかにライアンが迎えに来るのを待ち望んでいた。ある日、そんな願いがかなったかに思えた。ライアンが彼女の勤める銀行に現れたのだ。変わらぬすてきな笑顔を向けられ、コートニーは胸を高鳴らせて用件を尋ねたが、ライアンはそっけなく言い放った。「仕事だ」。

著者等紹介

リンツ，キャシー［リンツ，キャシー］［Ｌｉｎｚ，Ｃａｔｈｉｅ］
軽快な会話とセクシーなラブシーンを得意とする作家。大学の法律図書館で働いていたが、職を捨て、ロマンス作家の道を歩む。１９９３年、ロマンティックタイムズ誌のベスト・ストーリーテラー賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kina]

ディズニーの「眠れる森の美女」よろしく三人のドジな妖精が出てくる。これが正直ウザイ。こういうの欧米人は好きなの？ヒーローの「頑固でユーモア精神旺盛」という性格付けもよくわからず。彼の（この作家の）ユーモアセンスは私には相容れないようだ。妹の話のコミックが良かったので兄の小説を読んでみたがあんまり好みではなかった。ただ、悪役のマヌケな方の「ブルータス」の存在が癒し。強盗に入った家でブルータスと言う名の犬をけしかけられた時、犬への命令なのについ返事してしまう。バカだろ。

2019/05/24