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内容説明
こんなことが二度も起きる確率が、いったいどれだけあるの?深夜、病院の立体駐車場。医師のサーシャは自分の車に座りこみ、警察の現場検証の様子を茫然と眺めていた。二週間前にも、この同じ場所で看護師の遺体を見つけたばかりだった。そして今夜も、やはり看護師が、眉間に銃弾を受け殺害されていた。警察からは前回も捜査に来た刑事が、例の不機嫌そうな顔で、彼女を見おろしている。この人はほほえむことがあるのかしら。サーシャは他人を寄せつけない、彼の孤独な横顔が気になっていた。だが、そんなほのかな思いも彼の一言で吹き飛んだ。「二回とも遺体を発見したのはきみだ。悪いがまた署に来てもらう」まさか、彼はわたしが犯人だと疑っているの?人気作家のロマンティック・サスペンス。
著者等紹介
フェラレーラ,マリー[フェラレーラ,マリー][Ferrarella,Marie]
ヨーロッパに生まれ、ニューヨークで育った。現在は南カリフォルニア在住。USAトゥデイ紙のベストセラー・リストの常連で、アメリカ・ロマンス作家協会のRITA賞の受賞歴も持つ。これまでに百七十五作を超える作品を発表し、マリー・ニコールの名でも執筆。世界中の多くの読者から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aiko
3
大病院で起きた医療者を狙う連続殺人事件。 ボディガード要素はそこまででもないですね。ロマンスよりサスペンスがメインで一気読み。 大変寡黙でぶっきらぼうな刑事ヒーローと仕事最優先な産科医ヒロインの組み合わせが大変良かった。ハーレクインとしては甘さ控えめですが、辛い喪失を抱えていた二人が新たに情熱を燃やしていく描写が丁寧でこういうの大好き。2024/10/20
akiyuki_1717
1
放題と中身が合わない。ヒーローは刑事だし、ボディガードとして刑事をあてがわれても一日で断ったのに、意味不明。ヒロインは過去に強盗に婚約者を射殺され、ヒーローは妻を車の事故で亡くした。どちらも心に傷を持ってるんだけど、ヒーローが妻に抱いていた愛情がピンと来ないし、妻を亡くしてから気難しくなり、人に好かれるのも敬遠するようになるのもできなかった。H&Hのやり取りは楽しかったけど、そこに行くまでの序盤の過去の説明が曖昧すぎで、マリーさんらしくなかった。グロくもなく、あっさりと解決したミステリーだったのが良かった2016/10/31
立花真幸
0
★★★★